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ミニチュア制作記録。たまに大きいものも。

レンガの腰壁パーツ試作

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鉄板仕込みドールハウスの模様替えパーツとして、レンガの腰壁?パーツを作ってみました。

材料は3mm厚のスチレンボード。

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5×17.5mmの溝を刻みます。溝幅は1mm目安。針を寝かせて撫でるようにして、滑らかな溝にします。側面も忘れずに。

表面を金ブラシで荒らしてみたけど、レンガというよりは木材っぽくなってしまったのでおすすめはしません。

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裏には磁石を仕込んでおきます。1mm彫り込んで速乾アクリアで固定して、メンディングテープで脱落防止。これは最後でもいいです。

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古びたレンガにしたいので、デザインナイフの背で角を欠けさせます。

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片側はレンガに合わせて切り取ってみます。こういう壁あるよね。

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アクリルガッシュでベースの色を塗ります。乾いたらちょっとずつ色味を変えて塗り分けていきます。

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粉っぽい感じを出したくて何となくベビーパウダーを振りかけてみたり。

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目地には薄めに溶いたベージュを乗せて、表面を指でさっと拭います。

乾いたら完成。

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どうかなあ。遠目にはいい感じだけどやっぱりちょっと木材っぽくなってしまったのが悔やまれる。金ブラシは没ですね。逆にスチレンボードで木材を模したものを作るならいい手法です。

きれい目レンガにするならスチレンボードの地をそのまま活かして、古びた感を出すなら胡粉ジェッソをメラミンスポンジで叩き塗りするのがいいかも。

 

ベビーパウダーはまあまあいい仕事をしてると思います。凹凸が目立つようになるので、今回に関しては木材っぽさを強調する方向に行っちゃってますが。粉っぽい感じは出たかなと思います。

 

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木材感を消すために上からメラミンスポンジでレンガ色を叩いてみました。目地も消えかけてるけど、試作なのでまあこの辺で。

質感の操作はもう少し試作が必要。

 

あと、壁に接する部分は面取りしない方が良さそうですね。

 

これを使って、薪ストーブとか暖炉を置くスペースを作りたい。他にもやりたいこといっぱいあるし、冬に間に合うかな…