家具や壁紙などを磁石で固定できるよう、壁と床に鉄板を仕込んでいきます。
ブリキやトタンの素板は結構高いので、代わりにダイソーのホワイトボードを使用します。
ブリキ板0.28mm厚なら割と安価で売っていますが、厚いと金切りバサミで綺麗に切るのが難しいので、市販のものを使うなら0.15mm厚をお勧めします。
ちなみにネットショップでは見あたりませんでした。売ってるのは磁石のつかないアルミやステンレスのものなので注意です。
ボードをバラして、鉄板を取り出していきます。
裏に段ボールが貼り付いているので剥がします。その際、鉄板を下にして押さえながら、段ボールだけを引っ張るようにすると鉄板が折れたりしにくいです。薄いので多少波打ってしまったりもしますが、平らなところに貼り付けるのでそこまで気にしなくても大丈夫。
結構強力な両面テープでガッチリついているので、凹凸を残さないようにスクレイパーなどで取り除きます。
写真で使っているのは革裁断用の別たちというナイフです。
切れ味がいいので、鉄板に刺さないよう注意。ただ、この使い方だと刃こぼれするので、あまりお勧めはしません。
4枚用意できたら壁と床のサイズにカットし、裏の全面に両面テープをつけて土台に貼り付ければ完成。
表がホワイトなので仕上がりも綺麗です。まあ上から壁紙や床を張るので見た目は関係ないですが…
この鉄板に合わせて、ドールハウスのサイズを一回り小さくしました。内寸で高さと奥行が193mm、幅は275mmです。
A4サイズが210mm×297mmなので、元の仕様より縦横2cmくらい小さくなってしまいましたが、壁や床として貼り付ける素材には200mm×300mmで売っている素材も多いので、このサイズは意外とちょうどいいのかもしれません。
幅が狭いのは、土台のスチレンボードの幅300mmから箱組み用の凹凸を切り出したせいですね。厚み×2枚分で2cmマイナスになるので、MAXで280mmが限界。組み立てではなく接着で作るなら、A4長辺の297mmギリギリまで大きくできると思います。
次は壁や床のパーツを作っていきます。