じゃじゃん。(効果音)
ついに完成。自分の暮らしにジャストフィットなサイドボード!
裁縫や木工などのクラフト・DIY以外の日常の暮らしはこれひとつに収まっていて、だいぶ持ち物がすっきりしたなと改めて思います。
裏側はこんな感じ。
すべて詰め込んで配線した状態ですが、かなりすっきりさせることができました。
一応、「壁から離して置いても見るに耐える裏側」を目指して、色々工夫してあります。
自由度の高いケーブルボックス内蔵
背面に奥行100mmほどのスペースがあり、上半分はコンセント避けや配線用の空間、下半分はケーブルボックスになっています。
ケーブルボックスを開けると…
みっちり…
タップ2個、外付けHDD2個、各種ケーブルが収まっています。想定よりだいぶ容量がギリギリになってしまった。
蓋の丁番には、掘り込み不要でキャッチ付きタイプのスライド丁番を選びました。1個800円くらいだったかな。
キャッチというのは開閉した時に「カチッ」と止まる機構のことです。
ケーブルで中から押されたりするので、キャッチがないと蓋がぱかぱか開いてしまいます。
シンプルな平丁番にローラーキャッチとかでもっと安くあげても良かったんですが、外から金具を見せたくないことと、面倒な掘り込みを避けたいことから、こんな選択になりました。
蓋上部にはケーブルを通せる切り込みが5か所。外から分からないよう、一段下げたところに開けてあります。
あと、両角にもケーブルホール。これは壁にベタ付けした時に横からケーブルを出すためのものです。
今回は一端を部屋の角のコンセントにかぶせ、反対側からLANケーブルが出るような配置になっているので、穴からLANケーブルを出してます。
扉は水平まで開くので、配線はしやすいんじゃないかなと思います。上だけが開くとか他の形も考えていましたが、自分で使ってみた感じではこれがベストかなと。
蓋を締める時にあちこちのケーブルを微調整しなきゃならないですが、よっぽどギッチギチに詰めていなければ特に問題なし。
タップ2個分のコンセントは角の穴からではなく、ケーブルボックス蓋の隙間から出します。
上半分の空間がコンセント周りに直接かぶさるので、巾木の分の隙間は空いてしまいますが、壁にほぼベタ付けできます。
コンセントの高さはだいたい決まっているようなので、引っ越してもたぶん使えると思う。
棚の中とケーブルボックスの接続について
棚の中とケーブルボックスも直接つながっています。
下から20mmの高さに、幅75mmの横長の隙間が開けてあって、そこからケーブルが行き来できます。
ケーブルが通る以外の部分は板で塞げる仕様。
約1400mmの幅に対し、400mm、300mm、200mm、100mm2枚、50mm2枚の板でフレキシブルに穴の位置を調節できます。
こんな感じ。
定位置数か所に穴を開けてもよかったんだけど、PCの配線が思ったより奥行方向にスペースをとるので、それを避けるための仕様です。
電源ケーブルとかDVIケーブルとか、PC本体の奥行プラス70~80mmはないとケーブルが傷むんですよね。USBケーブルでも40~50mmくらい必要だし。
棚に入れる物の中でいちばん奥行が長いのがPCなのに、ケーブルに合わせてさらに無駄な奥行をプラスするのは嫌だったので、ケーブルの突き出し部分はケーブルボックス内に逃がす形にしました。
また、棚板と背板の間や、背板の上半分と下半分の間にもケーブルを通せる隙間が空いています。これによって、上段と下段と裏側、3つのスペースの間でそれぞれケーブルの行き来ができる仕様です。
- …充電器やフリーのタップ、モニタ周りのケーブルなど
- …キーボード、ペンタブなど
- …大元のタップ
こんな配線です。上段奥の隙間はちょうど棚板に隠れる位置に開けてあるので、正面からは見えにくくなってます。
テーブルとの相性もなかなか。
ちょっとスタイリッシュになった環境で本日もぐうたらします。