前回の続き。
扉はどうするかかなり悩みまして。
最終的には、プラ板的なものを丁番で止める方法を採用しました。
仕上がり
今回は先に仕上がりの写真から。
こんな感じ。カーテンをめくるくらいの力で軽く開いて、閉じる時も重力で勝手にパタンと元に戻るような扉を目指して試行錯誤しました。
材料
材料はセリアのPPシートとカインズで調達した丁番&ネジセット。
PPシートはこの半透明の他にカラー半透明や不透明、斜めに細いラインが刻まれたクリアラインタイプなど種類が豊富でした。しっかり厚みもあるので今回の用途には丁度良い感じでした。
丁番はセリアにも売っていたのですが、開きがかなり固かったので今回は却下。
写真にはカラー丁番25mmと皿小ネジ2.6×8mmが写ってますが、最終的にはステンレス丁番の25mmと皿小ネジ2.6×6mmで作りました。これらはカインズで調達。
あと必要なのは2.8mm径のドリルビット。PPシートの穴あけに使います。これはポンチでも可。
製作工程
PPシートをカット
まず幅を測って寸法通りにカット。枠の幅マイナス1~2mmほどにして少し余裕を持たせています。
次に高さを測ってカットしますが、枠の上から少しだけ離して取り付けるので、枠の高さからまずマイナス1mm。下は閉じた時に下の棚板に引っかけて止まるようにするため、5mm程度被るようにプラスします。さらにそこから手前に少し折って指をかけられるようにするため、プラス10mm。よって、カット寸法としては、高さ内寸プラス14mmということになります。
高さをカットしてしまう前に、先に折り返しを作ってからカットすると楽です。先に切ってしまうと折り返すのに力加減が難しくなるので。
折り返しの位置を決めて裏から浅く切れ目を入れ、折り目を付けてから端をカットします。
PPシートに穴を開ける
丁番の位置は試作の末、端から10mmのところにしました。あまり真ん中に寄せると上の端がペラペラしてしまうようです。
次は丁番と連結するネジを通すための穴をあけていきます。
2.6mm径のネジを使うので、2.8mm径の穴を開けました。
丁番の軸隠し用のコの字の切り欠きなんかも入れていたのですが、無用となりました。
取り付け
丁番の向きとか止め方も色々試したのですが、最終的には下の写真の形に落ち着きました。本当は軸は隠したいんですが、90度以上開くようにするとこの形になります。
もうちょっと良い方法がないか模索したかったのですが、とりあえずはこれで一旦完成とします。
全体像。右上の一段はよく使う調味料を置くため、扉は付けていません。
そう言えば後回しにしていた天板の固定方法ですが、実はまだ固定してないので未定です。
しばらく使ってみて不便がないか確認してから固定しようと思っていたのですが、2方向が壁に支えられていることに加え、上にレンジや炊飯器が乗っているため、固定しなくても特に問題はないようです。
カラーボックスの底や扉の取り付け方法に棚の並び順など、手直しをする可能性もあるので、このままでもいいかなと思っています。
あとはカウンターチェアを探せば快適な寛ぎスペースが完成する予定。まあそちらはゆっくり探すことにして。
キッチンカウンター製作編、ひとまず完結です。