前々から気になっていたプチブライスをついに手に入れたので、ちまちまカスタムしていきます。
プチブライスが販売終了になっているのを今更知り、中古を探し回りました。最終的にメルカリで状態の良い新古品をゲット。バターケーキアフタヌーンさんです。自然な明るい色のロングヘアが可愛らしい子です。
初手はボディ交換から。
オビツ11とキューポッシュどっちにしようか迷った挙句、両方用意することにしました。
まずは開頭し、首の接続がどんな感じか確認していきます。
プチブライス本体は削らない方向で行きたい。
nakki.様の動画を参考に、無事開頭できました。
まずはオビツ11の方からやっていきます。
用意するもの
- オビツ11ボディorキューポッシュボディ
- オビ球
- M3×6mm×0.5mmのステンレスワッシャー
- アイロン(なければフライパンとコンロでOK)
- アルミホイルorクッキングシート
- リューターor小さい丸刀
- ドリルビット2.8mm径(なければ3mm)※キューポッシュのみ
オビツのカラーはお好みで。
まずはオビツ本体の加工から。
首が長いので、長さを決めてカットします。切りすぎないよう、少しずつ。画像はカット前です。
顔パーツを削る場合と削らない場合で長さの取り方が変わってくるので一概にこのくらいとは言えないですが、まあここはお好みですかね。
球が入る部分をリューターか小さい丸刀で削っていきます。(私は最初丸刀で削って、後からリューターの存在を思い出し、仕上げに使いました)
この時、オビ球の棒をキャッチする部分を1mm程度残しておきます。ここさえしっかり残しておけば、球の受け部分はさほど精度は必要ないと思います。実際私のも結構緩めに削ってますが問題ないです。極端な話、球形でなく、円筒形に削っても問題ないはず。頑張ればデザインナイフとヤスリでいける…かな…？
時々はめ込んで動かしてみながら調整していきます。
削れたら、次はオビ球の加工。
凹のパーツと凸のパーツがありますが、どっちが上でも問題ないので、一方を首のキャッチ部分より1mmほど長めにカットします。
カットしたら、ホットプレートやアイロンなど、熱くて平らなものに押し付けながら余分の1mmを潰して広げ、返しにします。身体側はフライパンをコンロにかけて、アルミホイルの上でやりましたが、顔を近づけて確認しながらやった方がいいと思い、頭側はアイロン＋アルミホイルでやりました。アイロンがあればこっちの方がやりやすいかも。
こんな風な形になります。溶け始めると結構滑るので、曲がらないよう注意が必要です。火傷にも気をつけて。
こんな感じ。
アルミホイルは画像のようになるべく小さめに切って使った方がいいです。大きいままやったら貼りついた樹脂がアルミホイルの重さで変形してしまい、オビ球を1個無駄にしました。
次は頭側。
同様に少し長めに切って、ワッシャーを通します。はめ込み部分の厚みが2mmでワッシャーの厚みが0.5mmなので、厚み稼ぎに2枚通してます。これでちょうど良い感じ。
アイロンに先端を押し付けて潰し、返しをつけます。ここまで潰すというラインにペンなどで印をつけておくとやりやすいかと思います。
完成。顔を合わせてみて仕上がりを確認しましょう。
隙間なく、ガタつきもなく良い感じに仕上がりました。
はめ込んでみるとこんな感じ。見た目的には若干首の上部をカットし過ぎた感はありますが、可動範囲を考えるとちょうど良い気もします。
続いてはキューポッシュボディ。
今回はキューポッシュフレンズのアリスさんのボディを使います。
本当は胴の可動部が多い(多分2箇所？)キューポッシュえくすとらの女の子素体が理想ですが、プレミアがついて恐ろしい値段になっているのであまりお勧めしません。
比較的安価で入手しやすいものとしては、余分な凹凸のないスク水ボディもカスタム向けでよく紹介されています。ただ、腰は稼働しないのでとれるポーズに制限があります。
フレンズシリーズは腰の1箇所が可動します。形状もシンプルなキャミ＆ショーツなので着せ替え可能でおすすめです。服もセットで手に入るのがありがたいです。
さて。
首はの接続部はこんな感じになっていて、引っ張れば簡単に引っこ抜けます。
頭側はオビツボディと同様です。というか頭側のオビ球はそのままで、身体側だけ無加工のオビ球と交換すればOKです。キューポッシュの首の球はこれよりだいぶ大きめですが、そのサイズだと首が太い印象なので、小さいオビ球でちょうど良いと思います。私は大きいオビ球は試していないので、お好みでどうぞ。
ボディ側の穴を深くします。オビ球の棒の太さが3mmなので、2.8mmのドリルで窪みの底に穴を開けます。ドリルが食い込みやすい素材なので、曲がって変なところから突き破らないよう注意。あまりドリルを押し込まず、少しずつ削り取る感じでやると良いです。
2.8mmのドリルがなければ3mmで開けて、もし緩ければオビ球棒の先端を少しだけ潰して広げてあげれば良いかと思います。
交換完了。
比較するとこんな感じ。
等身はキューポッシュが元の本体とほぼ同じで良い感じですが、可動性はやはりオビツに軍配が上がります。キューポッシュはあくまでフィギュアという感じ。ポーズのニュアンスの付けやすさはオビツの方が格段に上に感じます。
しかしこの等身の愛らしさは捨て難い。
オビツの身長調整キットも買ってみたので、削って縮小できないか、いずれやってみようかと思います。
とりあえず今日はここまで。
とりあえずオビツボディにしてキューポッシュの衣装を着せておきましょう。ハイウエストのミニワンピみたいになってこれはこれで可愛い。タイツは流石に長さが合わず半ケツ状態になってますが、ちょっと我慢してもらおう。
次はアイか髪の毛かな。
