服に合わせて靴を作ろうと思います。
前々からレザークラフトをやってみたいとは思っていたのですが、特に作りたいものがなかったので今回が初めてとなります。
必要なもの
革包丁
革をカットしたり、漉いて薄くしたりする道具。カットはカッターの方がやりやすかったので、主に縫い代を漉くのに使っています。
菱目打ち(細目)
針目の穴を開ける道具。平らな両刃の刃物になっていて、革を切り裂いて穴を開けます。試作では裁縫用の針で代用したけど、それでは縫い目が綺麗にならなかったのできちんとしたものを買いました。
トコノール(コバ処理剤)
革の裏(床面)や側面(コバ)の毛羽立ちを抑える仕上げ剤。種類は色々あるようですが、素人には違いがわからないのでとりあえず一番メジャーなものにしました。
サイビノール(接着剤)
革用の接着剤。こちらも種類がたくさんありますが、接着後の加工がしやすいと紹介されているものを選びました。種類によっては接着面が硬くなり、コバの処理がしにくくなったりするようです。
手縫いワックス
糸の毛羽立ちを抑えるワックス。糸に塗り込んで使います。これもメジャーっぽいもの。
刺繍針(先丸タイプ)
革用のものではなく、普通の刺繍用の針です。穴を開けたところを縫うので、革用の針と同様、先が丸いタイプを使います。革用でないのは、店に細いサイズが無かったのと、革用の太い麻糸ではなく裁縫用の糸を使うためです。
ポンチ各種
靴紐の穴用。手持ちのポンチの切れ味が悪かったのでレザークラフト用に新調しました。
型紙を作っていきます。
マステを貼って下書き。
紙に貼って形を整えてカット。
修正を加えて、
今度は甲側。
爪先が左右非対称になります。
踵側と合わせてみる。
この時点では革の厚みは考慮してないです。
爪先をしっかり覆うように修正。
ふむ。
こんなもんかな。
靴底を作ります。
紙に当ててトレースして、
縫い代をつけて。
型紙の試作完成。
ストックに薄い豚革があったので作ってみる。
これは道具を揃える前に作ったもので、手持ちの道具でどこまでできるかの実験も兼ねてます。
縫い目がガタガタなので菱目打ちは必須という結論になりました。
道具を揃えて0.8mmのヌメ革で再チャレンジ。
床面の処理と漉きを施しました。作り方を間違えて、先に穴を開けてしまっています。
革を湿らせて柔らかくしたら形を作り、接着剤で組み立ててから穴を開けるのが正しいみたいです。
中に簡易的な木型を入れて甲の形を作っています。紐は取り出し用。
縫い合わせて靴紐を通して、ソールとヒールをつけて完成。
ふむ。
荒削りですが一応形になりました。
デザインをなんとかしたい。木型を作るべきかな?