作った花を標本に仕立ててみた。
大きさはこんな感じ。
箱はヒノキ材で作って、せっかくなので大量に余ってるブライワックスを使ってアンティークっぽい仕上げにしてみました。箱のサイズは中身に合わせてミリ単位で調節してます。だいたい短辺20〜35mm、長辺30〜45mmくらい。
背景の紙はコーヒー染めした画用紙を少し揉んで時代をつけて、ラベルを貼って。
何気に一番大変なのが箱の枠の45度カット。2mm厚の板で角度の精度を出そうとすると意外と大変なので何か治具を作らなくては。
標本が好きで、アンティークショップとかで見かける昆虫標本とかにもすごく心惹かれます。でも飾って映える部屋でもなし…と思い、いつも見てるだけ。
このサイズならいっぱいあっても邪魔にならないから、いろんな種類を作ってみたい。
実際の植物標本だと、押し花になってたりドライフラワーになってたりで生花の持つ特徴が失われてしまったりするんですが、クレイフラワーならそれもなし。
今はちょうど植物のリアリティを追求する面白さに気づいたところなので、細かいところをじっくりと観察される前提のこういう仕立ては腕が試されるところですね。
作っていてとても楽しいです。
昆虫標本も作りたいな。
作るならまずはホウセキゾウムシと決めています。ずっと欲しかったやつ。
虫嫌いな人もいると思うんで画像は貼らないでおきますが、明るいブルーとグリーンを基調とする爽やかなカラーリングの愛嬌ある虫なので気になる人は見てみてほしいです。
可愛いよ!