部屋を見渡せば、たたんだ洗濯物が山になって椅子の上に積んである。
これもそうだな。
しまうのが面倒なのは収納がいっぱいだからだ。
気に入ってたけど落ちない汚れが気になって着なくなったシャツ。
いつかこの汚れをなんとかしてもう一度着ようと思っていたけど、もう流行りも過ぎて、汚れが落ちても着ないだろう。年齢にも合わない。
片方が行方不明の靴下が、尋ね人の張り紙のように物干しに吊るしてある。
一体いつから?
…君の片割れはもう死んだんだ、きっと。
よれよれの下着。
処分。なんでこんなのとっておいた?
黒いジャケットばかり6着もある。
細部の違いに惚れ込んで新しいのを買うと、前のは着なくなる。
これを毎年繰り返した気がする。
自分には黒ジャケット枠は1着で十分なようだ。
同じくアウターも10着以上ある。
年々寒さが堪えるようになって、徐々に重装備になってきた。
仕事でも着られるウールのコート1枠、 秋のカジュアルアウター1枠、 薄手の動きやすい短いダウンと、 雪でも強風でも耐えられる重装備ダウン1枠ずつ、 計4着がレギュラー陣かな。今年はこれで十分。
高かった白系のアウター2着はこの冬着てみる。
しっくりこなかったら処分しよう。残りは処分だ。
ニット。静電気が起きやすいやつは補欠にもならん。処分。
部屋着用Tシャツ。10枚も要らないだろう。処分。
内腿が擦れて穴があいてしまったパンツ。高かったけど直すほどじゃない。処分。
一番痩せてた頃に買ったデニム。もうあそこまで痩せるのは無理だろう。処分。
夏物は多いけど意外と色々着てた気がする。
くたびれ過ぎてるものと、明らかに何年も着ていないものは処分して、それ以外はちょっと保留。夏に吟味して捨てよう。
そんなこんなで出た要らない服を、45Lゴミ袋2つにぱんっぱんに詰め込んでリサイクルショップに売りに行く。
1000円。なるほど、こんなものか。
収納ケースの中身を出したついでに、分類してたたみ方を変えてみる。
こんまり流?というのか、ネットで見た、長方形にきっちり納めて立てて仕舞う収納方法だ。
分類はさしあたって以下の8種類。
- 靴下、インナー
- キャミソール、タンクトップ
- 夏物トップス
- 冬物トップス
- ニット
- 夏部屋着
- 冬部屋着
- ボトムス
クローゼットの3/4を占めていた服の収納スペースが、クローゼット半分だけになった。部屋に積み上げていたものもすべて収納出来てまだ余裕があるので とりあえず上出来だろう。満足。
クローゼットの空いたスペースにタイヤを収納してみた。
いままでベランダに置いていたタイヤを部屋で保管できる日が来るとは。