そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。
今はもう辞めちゃったけど、前の職場にいたころは9割外食。
朝は7時過ぎに家を出て、帰りは早くて20時、遅いと22時とか。
繁忙期は午前様もあったりするけど、かといってまったく自炊できないほど時間がない!ってわけでもない。
でもいざ自炊しようと思うと思うと、買い物、調理、片付けで1時間は見ておかないといけないし、ご飯も炊いておかないといけないし、何作るか考えるのも面倒くさい。
余った食材の使い切りとか諸々考えると、どうしても外食がよく見えちゃう。
牛丼なら2分で出てきて300円台なんだもの。
片付けも要らないしゴミも出ないし、食べて帰ったらやらなきゃいけないことはお風呂入って寝るだけ。
1時間浮かせて300円なら安いでしょ、っていうのが自分の考え方だった。
休日はもう家から出るのすら面倒で、夕飯はネット注文の宅配ピザ。電話も面倒。
それなりの収入はあったから、休みにダラけるためなら1食3000円払ってもよかった。
そんな食生活。
でも、料理自体は決して嫌いじゃなくて、むしろ好き。
手順を効率よくこなして得る達成感、お店の味を再現する試みも楽しい。
味付けは自分好みにアレンジできるし、時に新しい発見もある。
本当は料理大好きなんだ。
ここらでいっちょ、面倒くさいの壁を超えてみたい。
時間もお金もかけずに、楽しく料理したい。
そう思ったのが、このブログを始めたきっかけなのでした。