以前チャレンジした革製の靴に納得がいかなかったので、リトライします。
以下は当時の試作品たち。
ころんとしたセメント式のストラップシューズ。
ステッチダウン式のストラップシューズ。
同じくブーツ。
ステッチダウン式は「ザ・レザークラフト!」と言う感じで、見た目も可愛いし、糸で縫う工程があって、作るのもとても楽しい。
ただ、スケール的に縫い目の主張が目立つのと、デザインに色々と制限があるので、まずはセメント式での自分なりの作り方を確立してオリジナルのパターンを作ろうと思います。
と言うわけで早速の試作1号。
以前作って放置してたプラ板製の木型を使ってみました。
おでこ靴と言うんでしょうかね、このころんとした形が好き。
デザインにメリハリが足りないので、もうちょっと爪先を跳ね上げてもいいかな?先端ももうちょっとだけ膨らませてもいいのかな。
革の繋ぎ目の位置があまり良くない。踵ももっと丸みがあってもいいかも。
ストラップの位置を微調整して、金具作って、丁寧に仕上げて、後は磨いてあげれば割といい感じになりそう。
もう少しフォーマルよりに、パンプスとかヒールとかも作りたいので、違う木型を作っておこうと思います。
靴底はそのままコピーします。
マステで形をとって、
プラ板を切り出し、3つにカット。
側面図も切り出して、
靴底と接着。
横から見るとこんな感じで角度がついてます。
根本を角棒で補強して、左右対称になるようにプラ板で肉付けしていきます。
エポキシパテを盛って、
削ります。
脛部分はブーツ作成のために付けていますが、短靴なら不要なので分離式にしました。
これはこれで位置合わせとか穴あけが面倒なのですが、同じものを何回も作るよりはマシかなと。
とりあえず3種類。爪先の厚みを変えたものと、ヒールの高さを変えたもの。
ついでにプチブライスサイズも試作。
こういう左右対称を求められる作業は3Dプリンターを使えば楽なんだろうなと思いつつ、手作業で作れないのは何かに負けた気がするので、コツコツやってます。
作り方を確立できたら、いずれ機械も導入したいと思ってはいるのですが。