用意するもの
- UVレジンと専用ライト
- 着色料
- アクリル絵具の黒
- 実寸大の下書き
- クリアファイル
作り方
クリアファイルの裏に下書きを貼り、下書きに沿ってアクリル絵具で黒目を描きます。
鉄筆などで点を打つのが多分正確に丸い黒目を描ける方法だと思うけど、ちょうどいい道具がなかったので爪楊枝で描いてます。
レジンを調色。アイはターコイズ系派ですが、今回は紫で行きましょう。紫も神秘的で可愛いよね。
とりあえず黒目の上にレジンを乗せます。ぷっくりさせる感じ。
それを下書きに合わせて針先で伸ばします。
最初に目頭と目尻まで直線的にレジンを伸ばして、位置を決めてしまうとやりやすいと思います。
下書きに合わせてレジンを広げましたが、この状態だとペラペラなので、少しだけレジンを追加で乗せてやります。
爪楊枝に垂れない程度にレジンを取り、広げたレジンの輪郭を崩さないよう、中央にちょんとくっつけてやる程度でOK。
表面張力がぷっくりとした丸みを出してくれます。
こんな感じ。これで硬化させればひとまず完成です。
ぷっくりさせると若干黒目が大きく見えるので、これを見越して黒目を描く必要があります。
ワイヤーをつけたい場合
必要であればワイヤーを接着してグラスアイ仕様にも出来ますが、私の場合、このサイズの頭部にそれを取り付けるなんて芸当は到底不可能なので、直貼り一択です。
もしグラスアイ仕様にしたいなら、
ワイヤーをこんな感じで丸めて土台を作り、
クリアファイルから剥がしたアイをレジンで固定。
裏からもしっかり目に固めれば、一応グラスアイのように使えないこともない。
針金はフローラルワイヤー#30の裸線を使っていますが、柔らか過ぎて差し込むのが難しいので、もしやるなら真鍮線など固めのワイヤーを使った方がいいかもしれません。
取り付け
目の位置を裏から糸で引っ張って窪ませ、毛を剃った上からレジンアイを直貼りします。
もし虹彩の部分から生地が透けるのが気になるようであれば、裏から半透明ホワイトなどを塗ってもいいと思います。
ただ、目の存在感が強くなる分、作りもの感も強くなるので、個人的には透明のままが好みです。
小さくて奥行きがないので、裏を不透明にするとペラペラ感が目立ってしまうようです。
透明だとまあまあいい感じになじみます。
というわけでミニチュア用レジンアイの作り方でした。