ここしばらくはスミレの花にチャレンジしていました。
ようやく成形手順が固まってきたのでいったん形にしてみることに。
スミレは品種の差が微妙な上に花の開き具合でも大きく印象が変わるので、どこを捉えたらそれらしく見えるのか、かなり悩みました。
葉っぱの形も成長度合いで雰囲気がだいぶ変わるので、細長い三角形の葉っぱと、丸っこいハート型の葉っぱを組み合わるなど試行錯誤してます。
花の裏側の袋状の部分(距(きょ)と言うのだそうです)や、がくの形も大きな特徴ですが、出し方が難しいです。
今回は、がくは粘土ではなくモデリングペーストを使用しました。このサイズでがくを再現するのは今の私には難易度が高すぎた。
茎のひょろっとした感じも出したかったので裸ワイヤーを塗装して使っていますが、金属感が残ってますね。
これは一回り細い地巻ワイヤーを見つけたので今後はそちらを使うことにします。
まだまだ改良の余地はあるのですが、ひとまず完成。
こっちの青紫は試作段階のもの。地巻ワイヤーですが太いのでひょろひょろ感はいまいち。
花弁が丸すぎてビオラともスミレともつかない中途半端な雰囲気になりました。
とは言え、これもデフォルメとして見ればかわいい出来なので、鉢植えか何かに仕立てようと思っています。
鉢か…