チョッパー1号機と2号機を改良しました。一応これで完成。
1号機
1号機の方は裁断ユニットの方をカッターマットの厚みに合わせて2mm高くして、メジャーをきれいに貼り直しました。
カッターマットとユニット取り付け面が同じ高さになっていて、その上にさらにガイド用の薄板を取り付けてあります。ガイドは刃が1mmほど食い込む位置に設置して、刃の当たる部分にくぼみを作って逃がしてあります。(この辺の仕様はギミック侍さんのアイディアをそのまま拝借しています。)
ガイド板に貼ったメジャーはタジマのピットメジャーという商品で、スチールテープで耐久性が高く、かつハサミで簡単に切断できる便利な子です。刃を逃がすくぼみの部分も棒やすりで簡単に作ることができました。
刃を右寄せするか左寄せするか悩んだのですが、右手で裁断するので左側に目盛りがあったほうが細かい作業時も見やすいかな?と思い右寄せにしています。市販のペーパーカッターも そんな感じだし。
2号機
2号機の方は各所のひずみ調整とカッターマット設置、そして刃の取り付け部分を「別たち」本体に変更しました。
棚受が若干歪んでいたりねじが飛び出していたりしたのを直し、垂直を無理のないように出し直しました。
カッターマットはダイソーのものを小さくカットして、余っていた小びょうで留めています。手前はガイド用の黒い金物が干渉するので、奥の両角で接合。
金物を止めるビスの部分は、カッターマットにあらかじめポンチで大きめの穴をあけてからビスを通しています。
替刃の本体である「別たち」をぶった切って、刃の取り付け部分をそのまま移植しました。
これは、精度や使い勝手の面ではあまり深い意味はないです。材料の調達時に、裏から刃を押さえるのにちょうどいい金物がなかなか見つからなくて難儀したので、手に入りやすいものに置き換えてみただけ。
別たち本体はプラスチック製で、のこぎりで簡単に切れます。刃に合うように作られてるので当然安定感もよく、コスパ的にもそんなに変わらないので、作ってみるならこちらの方法をおすすめしておきます。
マットには刃の当たる位置と、一番よく使うであろう45度の角度にマスキングテープでラインを引きました。
ガイドをセットするときはこのラインに合わせて定規を置き、それを支えに金物の角度をセットします。
2号機はあくまで板の角を落とす程度のカット用で、板の真ん中を切断するのには向きません。長い板の真ん中で45度カットしようとするとやはり断面がカーブしてしまうようです。
通常カットもできなくはないですが、ヒノキ板だと繊維が硬いせいか、バチーン!!と切り飛ばす感じになるので、あまりおすすめはできません。その辺はやはり斜めに刃が入るつくりの1号機が適しているようです。
とりあえず道具つくりはいったん終了。
これで後顧の憂いなく粘土をこねこねできます。