ヨギボー(yogibo)のビーズソファ、ヨギボーミニを買いました。
ヨギボーシリーズは価格・品質的にビーズソファ界のラスボスみたいな商品として有名らしいのですが、流行りに疎い私はこれまでその存在を知りませんでした。
買うまでにあれこれ悩んだ経緯など、ちょっと記録しておこうと思います。
座椅子も悪くないんだけど、ぐうたら生活には合わない
これまでは下の写真のように、エアマットレスの上にtegopoの座椅子を置いて過ごしていました。
この座椅子については以下の記事でレビューしていますので参考に。
お値段の割になかなか優秀で、骨盤を立てた姿勢を簡単に保てる座椅子です。これにしてから、座っていて腰に違和感が出たことはありません。
一年ほどで背もたれのクッションがヘタってきたようで、倒した時に根元の金具が身体に当たるようになってしまったのが残念ですが、背もたれを立てて座る分には問題ないのでまだまだ使えます。
じゃあなんでビーズソファが欲しいのかと言うと、そこはぐうたらな管理人のこと、「腰に負担をかけずに座る」のと同じくらいに、「だらしなく寝転がってゲームに興じる」ことも重要だから。
これまでは背もたれを倒した座椅子と枕を組み合わせて寝転がったりもたれたりしていたのですが、しっくりこなくて首肩に負担がかかるので、寝転がる時用のクッションか何かを買おうと思っていたのでした。
で、ちょうど無印良品でビーズソファのセールをやっていたので店頭で試してみたところ、なかなかよかったので、本格的に購入を検討してみたというわけです。
ビーズソファが「寝転がる」と「座る」を両立してくれれば、「座椅子+クッション」体制ではなく「ビーズソファのみ」でいけるのでは?という期待もあり。
無印のビーズソファを試して気になったこと
ビーズソファは金額もサイズも結構でかいので、軽はずみに買って失敗したくないと思い、かなり真剣に使い心地をチェックしてみました。
いくつか気になったことがあったので書いておきます。
サイズが微妙に小さく首を支えられない
無印ソファのサイズは65×65×43cm。
80cm以上ある座高をカバーできる長さはないので、どうしても腰から首まですべてを支えることは難しい大きさです。サイトの動画などを見てもわかりますが、首を支えようと思ったらお尻が地面についてしまいます。
私の場合はマットレスを敷いた上で使う予定なのでそれでも使えなくはないですが、お尻までクッションに乗せていないと、おそらくマットレスとクッションがずれて姿勢が安定しないのではないかと思いました。
耐久性への不安
昔買ったニトリのクッションがすぐにヘタってしまったことがあり、「ビーズクッションはすぐヘタる」というイメージがありました。
無印のレビューを探してみても、やはり数年でヘタってしまうという声が多いようです。ただ、実際に使用して比較された方は、ニトリと比較すれば格段にもちはいいと書かれてました。
まあヘタり自体はビーズクッションの宿命と言うか、どうしても避けられない部分だと思うので、「よりヘタりにくい」ものを買うようにするしかないかなと。
ビーズを補充して復活させるという手もあるようですが、無印の場合は補充できるような作りになっていないし、補充自体あくまで一時しのぎで、いずれは新品に買い換える必要があるそうです。
普通に考えて、補充では重さが増えていくだけになってしまうでしょうし、ビーズを総入れ替えするなら新品を買った方が安いもんね。ガワのヘタりもあるわけだし。
好みのカバーがない
インテリアの色味を茶系で揃えたいのですが、無印の無地のカバーはブラウンの色味がちょっと安っぽく感じてしまい、好みではありませんでした。
生地にちょっと光沢もあり、また2種類使っている生地の素材の違いで色に差があり、微妙なツートンになっているのも引っかかりました。
ただのカバーでよければ気に入るものを自作してもいいのですが、ビーズソファの場合は生地の伸縮性や強度なども使い心地に大きく影響するということなので、止めた方がいいでしょう。
となるとちょっと無印の選択肢からは選べないなあと。
5,000円程度の座椅子を1年使ったので、10,000円強のビーズソファなら2年は使いたいなあというところ。
無印ソファは、レビューによれば耐久性はまあ2年くらいは行けそうですが、じゃあカバーの色や大きさの部分を2年我慢できるか?と聞かれると答えはNOです。
というわけで、代替品がないか探すことにしました。
Yogiboに惹かれた点
無印ソファについて調べている時に名前を見かけていたヨギボー。「だいぶお高めだけど品質はダントツ」という評価を見て、無印の価格でも悩むのに、それ以上高いとなると自分には買えないかなあ…と思って、その時は調べてもいませんでした。
で、一応のつもりで公式サイトやYoutubeのレビュー動画などを見てみたら、むしろ求めていたのはこっちだ!という惹かれポイントがいくつも出てきまして。最終的には購入に至ることになります。
サイズが豊富
大きさが10種類あり、形状も様々。座ることに特化した形状の物や、座る・もたれる・寝るすべてに対応できるサイズのものも。まさに私が探していたものじゃないか。
画像は公式から引用。
縦横だけで厚みの記載がないのが気になります。MidiとShortなど、サイズの違いが微妙なものもあって、これだけでは選べなそうです。
実際のサイズはどんな感じなんでしょうか。
カラーバリエーションも豊富
カラー展開は基本16色。
ここに日本限定カラーのイエローが加わって、現在は17色展開。
さらに、Zoolaシリーズと言うアウトドア向けの耐水耐UVカバーの展開も8色あるので、合計で25色展開になります。
無印とは毛色の違う、強く鮮やかなカラー展開なので、カラフルなのが好き!と言う人には心惹かれるラインナップですよね。
私はチョコレートブラウンか、写真だとちょっとベージュっぽくも見えるライトグレーのどちらかかな?と考えてました。
質感も、動画などで見る感じ基本色の方はマットな質感で安っぽく見えない。Zoolaの方は光沢が強いので多分水着みたいな生地なんだろうな。
これだけあると、逆にブラウンにこだわらなくてもいいのかなと言う気もしてきます。ライムグリーンで挿し色にしてもいいかな?とか。
これは迷う。
ビーズの密度が凄そう
ビーズソファって流動的な素材だから「身体が沈むもの」ってイメージありませんか?
私にはそれがあって、だから公式の商品写真がにわかには信じられなかったんですよね。
この画像なんて「合成じゃないの?」と思うくらいの高さをキープしてますよね。
ビーズソファでほんとにこの高さ出せるの?手加減して体重かけないように座って撮った写真じゃないの?とか、ちょっと疑ってしまいます。
逆に、この写真が本当ならビーズの密度が凄く高いんじゃないかと。
これは実際に触ってみるしかないなあ。
こんな感じで、気持ち的にはほぼ購入に傾いていたので、最後の確認として実際に店舗に行ってみることにしました。