机周りの荷物をざっくり整理し、現在サイドボードを設計中です。
最初は「日」の字型のシンプルなローシェルフだったのが、ケーブル隠しやケーブルを通す穴をつけたりするうちにだんだん複雑な形状になってきて。
手描きでは正しく設計できているかも不安なので、3Dソフトを導入することにしました。
さくっと調べておすすめされていた「caDIY3D(キャディースリーディー)」というソフトを使ってみたのですが、これが非常に私のニーズにマッチしていたので、紹介しておきます。
caDIY3D(キャディースリーディー)
CADでDIYで3D。名前も分かりやすいね。
上記のページを見てもらえればおすすめポイントはすべて書いてあるんですが、このソフトの何が素晴らしいって、まず操作が直観的で分かりやすい!
他にもいくつか3Dソフトを試しましたが、こんなに易しいUIはなかった。
3Dソフトは難しそう、覚えるのに時間がかかりそう、という先入観は捨てちゃってOKです。
規格材料(追加も可能)をリストから選んでワークスペースにぽんと配置し、マウスでドラッグして、移動したり回転したり、サイズを変えたり加工したり。
例えるなら積み木のように、「手でいじくり回すような」感覚で設計ができます。
材料の配置から移動・回転・サイズ変更・各種加工に至るまで、殆どはマウスのドラッグだけで操作できますし、どこをどう弄ればどう変化するかもぱっと見て分かりやすいので、マニュアルを見ずに触っても、1時間もあれば基本的な操作は掴めると思います。
もちろん、キーボードのショートカットキーや数値入力も使え、より効率的に作業が進められますが、その辺はマウス操作に慣れてから少しずつ覚えればいいでしょう。
そしてもう一つ嬉しい機能が「木取り図」作成機能。
作成した3Dモデルを元に、どんな材料がどれくらい必要なのか、またどの材料をどんな風に切り出せばいいかを自動計算して木取り図を作成してくれます。
ホームセンターで材料購入時にカットしてもらう場合、この木取り図を印刷して持って行けば指示ミスもないですし、手描きの図面より正確で見やすいので加工してくれるスタッフさんにも親切ですよね。
自分で木取り図を作るとなると複雑な構造の物は難しいので、なかなか作ろうという気になれないのですが、この機能があればかなりそのハードルが下がります。
3Dソフトで設計ができても、それを実体化するまでの段階に障害があっては意味ないですからね。
この木取り図機能をつけてくれるあたり、痒いところに手が届くというか、もう痒さすら感じさせない心意気を見ました。
これで最新版フル機能1万円程度なので、DIYを趣味にするなら買って損はないのではないかと思います。
30日間試用できるので、気になる方はぜひ一度触ってみてはいかがでしょう。