寒くなり始めたあたりからずっと腰が痛くて、整骨院に通っていました。
具体的にいうと、骨盤と背骨の付け根あたりや、場合によってはお尻の横の上部の腱に痛みが出るという症状です。
整骨院の先生曰く「背中にある身体を起こすための筋肉が固くなってしまっていて、それに引っ張られて腱が炎症を起こしている状態」だそうで。
なので、痛みが出ると整骨院に行って、低周波っていうんですかね、電気を流してもらって筋肉を緩めて、あと手技でずれた骨を直してもらったりしてました。
ぶり返す痛みに辟易
電気を流すとその時は痛みもすっかり消えて、普通に動けるようになるんです。
でも、数日たつとまた違和感が出始める。
で、しばらくは何とか騙し騙しで過ごして、痛みが出たらまた整骨院へ、という感じ。
以前はこんなに頻繁に痛みがぶり返すこともなく、整骨院に行くのはせいぜい年に2~3回程度でしたが、この冬はすでにもう5、6回は通っていまして。
正直このペースで通い続けるのもしんどいので、何とか自分でケアできないかなと、暇があればYoutubeでストレッチ動画を漁っていました。
原因は患部周辺とは限らない?
で、色んな動画を見るうちに「患部周辺ではなく、離れたところに原因がある場合がある」ということを知りました。
「患部からは離れているように見えるけど、実は間接的につながっている筋肉」が凝ることで、患部に直接つながる筋肉が引っ張られて痛みが出るんだそうな。
腰痛の場合では、腰周りの筋肉ではなく、太ももや首、肩の凝りが原因ということが結構あるらしいです。
プロの先生方は、痛みが出る動きをする際に、関連すると思われる筋肉を押さえて動かしてみて、痛みの出方の違いによって原因を特定していくんだそうですよ。
たとえば「立ち上がる時に痛みが出るけど、首の付け根を押さえながら立ち上がると痛みが出ない」という場合は首に原因があるとか、そういう感じらしい。へえ~。
そして、離れた部位が原因の場合、そこの凝りを何とかしないと、患部周辺をいくら解したところでまたすぐ凝ってしまうのだそうです。
それを聞いて、ああ、自分の症状はこれかもしれないと思い当たりました。
私の腰痛は首・肩が原因だった
で、太もも・首・肩のストレッチをいくつか試してみたところ。
太ももはストレッチしても特に変化がなかったのですが、首と肩を緩めるストレッチをやってみたところ、5分ほどで腰の痛みがだいぶ軽減したじゃありませんか。
さっきまで引っ張られてたので当然痛みの余韻みたいなものは残るんですけど、「今まさに引っ張られてますぅぅ!」という痛みはなくなり、普通に動かせるようになりました。
ストレッチ自体は特殊なものではなく、よく準備運動でやるような一般的なストレッチでしたが、それでも私の腰痛には効果てきめんでした。
PCメインのデスクワークから離れて久しいので肩や首の凝りとは無縁になったかと思っていたのですが、そうでもなかったようで、動かしてみるとやはりゴリゴリに凝っていました。
首や肩は散々凝り慣れしてしまっていたので、凝っていることに気付いてなかったみたいです。
外出時はもちろんのこと、仕事中も寒さで首をすくめて縮こまっていることが多いので、おそらくそのせいで凝っているのかな。
もうちょっと首周りを防寒して凝り対策しよう…
咳やくしゃみをしても腰が痛くないって素敵。
▼この本のストレッチは簡単でよく効きます。
▼本で紹介されているストレッチはこちらでも見られます。