先日旦那がワクワク未来予知を始めたんだけど、うっかりミスってレアな装飾品を失ってしまったらしく、ひどく憔悴していたので、チェックリストを作り直してやった。
今まで手書きだったけど今回はエクセルで作ったから、もしまた悲劇が起きても大丈夫だよ!と励ましたら威嚇された。まあ普通にやさぐれるわな。
ワクワク未来予知とは。
PS4本来のセーブデータのバックアップ機能を使うことで、「マカ錬金」と呼ばれるゲーム内ガチャの抽選結果を先取りし、必要なアイテムが出る時だけガチャを回す方法。
操作上はデータのバックアップや復帰を繰り返しているだけなので不正行為ではないはずだが、これから出るアイテムが確実に特定できるのでカンニングの一種であり、広義のチート行為と言える。
このガチャで出るレアアイテムによって、実装できるスキルの幅が大きく広がるため、手を出すハンターが後を絶たない。しかし、これは始めた途端にゲームが作業と化す諸刃の剣でもあり、過去作におけるエンドコンテンツと言われた「炭鉱夫」同様、マカ壺に素材を溶かしては錬金結果を記録しタイムトラベルを繰り返す虚ろな目のハンターたちを量産する要因となった。
これは罠だ。
歴戦のハンター達はそれを理解している。甘い香りの裏に隠された泥沼に、きちんと気付いているのだ。炭鉱夫の二の舞は踏まない。そう心に誓う。誰もが最初はそうなのだ。
しかし、回せど回せどレアは出ない。歴戦古龍の乱獲も既に作業となって久しく、回すのに必要な素材を集め、何度目かのマカ錬金タイムを前にしたところで、ふと悪魔が囁く。
どうせ回すなら確実に当たるところで回すのが賢いやり方じゃないか?と。
一度は考えたことがあるだろう、もしタイムマシンがあったらどうする?と。真っ先に競馬や宝くじの結果をチェックするんじゃないか?
灼熱の火山地帯を、クーラードリンクとピッケルを手に駆けずり回った炭鉱夫時代を思い出す。プレイ時間の半分以上を、武器ではなくピッケルを振り回すことに費やした。同じコースをひたすら走り、目をつぶっても走れるまでになった。しかしそれでも結局、目当てのお守りを引き当てることはできなかったのだ。
また、レアアイテムのコンプを成し遂げ、沼から這い出た先人がいる。曰く「コンプまでに軽く4桁は回した」と。知恵を使い確実な方法をとった先人でさえ、気の遠くなるような回数の錬金を繰り返したのだ。その事実に眩暈を覚える。
悪魔は囁きを止めない。絶対確実な儲け話があるのに、それを蹴って時間と運を浪費するのか?たかがゲームに?今こうして空振りを繰り返す日々、これは炭鉱夫とどう違うというのだ?
一度その囁きに耳を貸してしまったら最後、皆ふらふらと何かに操られるように、自らマカ錬金の沼に足を踏み入れていくのだ。
ちなみにお察しの通り、私はとっくの昔に泥沼の中です。今ざっと1000回くらい回したところ。98種297個のうち、あと9種類20個集めればコンプですが、おそらくこの辺がようやく折り返しの予感。
↓やり方等はこちらに詳しく。
モンハン用語/未来予知 - モンスターハンター大辞典 Wiki*
※こちらには書いてないですが、旦那がやらかした原因はPS4のデータ自動アップロード設定をONにしたままだったためらしいので、必ず設定はOFFにしておきましょう。
冒頭のリストは装飾品の名前と対応スロットLv、レア度(C/B/A/Sがそのままレア5~8に対応。○△×は公式攻略本に基く、各レア度の中での出やすさ)そして必要個数をまとめたもの。
印刷して手元においておけば、手持ちの装飾品の数をチェックできるし、マカ錬金で装飾品を溶かす際にいくつ残しておく必要があるのかが名前のあいうえお順で確認できるという代物です。5個中3個もってたら「①②③45」みたいに丸をつけていくと分かりやすい。今更感あるけどよかったらご自由に使ってください。