急に涼しくなったと思ったんだけど、まだ余裕で夏日だったりするのよね。
体温かよ、という異常な暑さに慣れてしまったせいで、外気温30度なのに涼しく感じて「上着持って行かないと風邪ひくかしら」とか迷っちゃう。
前に春服の記事を書いた時、春の神様ってやつがいたら気温調節がへたくそなおっちょこちょいに違いないって話をしたと思うんだけど、ここ数年の夏の神様は多分最初に本気出し過ぎて早めに力尽きちゃうタイプの熱血バカだと思うのね。
で、夏の本気がうるさすぎるから秋担当が早めの台風を送り込んできた的な。
それはさておき、先日、白Tシャツの 比較記事をアップしました。
今日はその続編です。
気になるウエスト周りを少し身体に沿うようお直ししてみました。
比較画像
実験台は、United AthleのGirls-Mサイズ。
今回は最初にビフォーとアフターの比較をお見せします。
ビフォー
アフター
どうですか?
買ったばかりのビフォー写真の時から結構着用して洗濯もしているので、そのせいで若干縮んだり伸びたり変形してる部分もあるんですが、左側の着たまんま写真の印象がだいぶ変わったのが分かってもらえると思います。
つうか袖がだいぶ縮んだように見えるんだけど…私の腕と肩が太っただけかも知れない。だいぶやばいな…。
お直し方法
やり方は簡単で、裏返したTシャツの脇部分にゆるいカーブで縫うラインを採り、ミシンで縫い詰めるだけ。面倒ですが手縫いでも問題ないと思います。
最初はシルエットが気に入っているUTに合わせてやってみたのですが、生地の伸縮が違うので同じシルエットは出ず、何度か縫い直しました。
縫うラインの採り方
まあ体型も人それぞれなんでやってみないと分からないと思いますが、ポイントと思われる部分を挙げておきますのでご参考まで。
バスト部分を詰めないように注意する
骨格ストレートの場合服が体のラインを拾って伸びてしまうのは好ましくないので、Tシャツはバストサイズに合わせて選んでいます。なので、そのジャストサイズなバスト部分を詰めてしまわないように注意が必要。詰め部分の縫い始めは、脇の下からではなく、アンダーバストの高さあたりからスタートするとよさそうです。
裾幅は詰めない
今回、詰め幅はいちばん広いところでせいぜい片側縫い代2cm程度なので、縫い代は切らず、ほんとにただ縫っただけの簡易お直しです。なので、裾まで全部詰めてしまうと、生地の厚みでごろついてしまったり、裾から縫い代が見えてしまいそうだったのでそうならないように縫い終わり部分は裾の縫い目より上に採るようにしています。
カーブの頂点はくびれを作りたい高さに採る
私の場合、アンダーバストの位置から縫い始めて、ちょうど腰骨との真ん中あたりがくびれ位置なので、縫うラインのカーブの頂点、つまりいちばん詰め幅が長くなる部分も真ん中に来ました。よって縫うラインはほぼ上下対称なカーブになります。
人によって多少違うのかそれとも皆共通なのかは分かりませんが、もしうまくいかなかった時はこのカーブの頂点の位置も意識してみるといいのかもしれません。
縫い始めと縫い終わりはなるべく脇に平行に
脇に対して角度をつけて縫い始めてしまうと、表に返したときにツノができてしまうので注意。縫い始めを脇に沿わせるのがちょっと難しいと思うので、うまくできなければウエストのくびれ部分から縫い始めて、上方向と下方向に2回に分けて縫うとやりやすいかも。
まとめ
結局は自分の体形に沿うように、ということになるので、試行錯誤はどうしても必要になると思います。難しく感じるかもしれませんが、Tシャツなので結構適当でも気になりませんし、やってみるとイメージがだいぶ変わるのでお勧めです。
ジャストサイズのTシャツが見つからずに困っているストレートさんはぜひ試してみてほしいです。