以前からかなり気になっていたゲーム「ホライゾン ゼロ ドーン」が中古セールで安くなっているのを見かけたので買ってみた。
あらすじ。
今の文明が滅んで1000年くらい後の地球の話。かつて地上を埋め尽くしていた建造物は風化し崩れ落ち、あるいは砂に埋もれ、大地を闊歩するのは獣の形をした機械たち。
――ゾイドですか?いいえ、違います。ゾイド - Google 検索
主人公アーロイは、その特殊な出生により、部族から異端児として蔑まれながら育ちます。異端児は部族の者と話すことさえ許されておらず、味方は育ての親であるロストのみ。
ある日、迷い込んだ「遺跡」の中で、周囲の機械や生体の情報をスキャンできる旧時代の遺物「フォーカス」を手に入れ、そこから得られる情報の数々に夢中になります。
やがて、ロストの教えの元で狩人として成長した彼女は、自分の出生の秘密を知るために、異端児が部族から認めてもらえる唯一のチャンスである義勇兵の選抜試験、通称「試練」に挑みます。
ここら辺までが序盤のストーリーですね。そこからちょっとばかり「まあなんてこと!」や「えっ?そんなこと…?」があって、なんやかんやで部族の治める土地から離れて旅することになるみたいなんですけど、寄り道ばっかりしてる私はまだ部族の土地にいるのです。
同じ狩りゲーでもモンハンとはまた違う面白さ
ストーリーを追いながら、基本的には狩人として機械獣やら獣やら山賊やらを狩りながら過ごす感じなんですけど、この狩りがね、そこそこシビアで面白い。最初はモンハンぽい感じなのかなと思ってたし、ゲーム画面だけ見たら同じように見えるのは間違いないんだけど、モンハンの面白さとはまた違うんだよなあ。
モンハンとの違いで言えば、まず主人公がすぐ死ぬ。モンハンのハンターはかじられてもぶっとばされても平気で走り回ってますが、アーロイさんは機械獣から2、3回攻撃喰らったらもう死んじゃいます。まあ人間ですからね。
んで、機械獣の方も、やり方によってはすぐ死ぬ。弱点を狙って矢で射れば一撃でやっつけられたり、ステルス状態で忍び寄って必殺仕事人!なんてこともスキルによっては可。
モンハンは原則体力の削り合いの戦いなので、火力増し増しでゴリ押しすれば結構行けちゃったりするんですが、ホライゾンでは有効な攻撃と無効な攻撃の差がかなりはっきりしているので、戦略をしっかり立てることが重要になって来ます。エイムだけ上手くてもダメで、しっかり頭使わないと狩れないようになってるのね。
何回か対峙するうちにこいつはこの狩り方が安全だ、とかが分かってくる辺り、本当の狩猟生活ってこんな感じなのかなあという気がしてくる。とっさの武器の切り替えが上手くなってきたり、エイムが素早くなってきたり、走ってる獣の呼吸に合わせて射止めたり、慣れてく過程が楽しいです。
カメラの挙動でちょっと酔う
面白いんだけど、カメラの挙動のせいなのか、時々ちょっと酔うんですよね。基本的には自分でカメラを動かすので普段は平気なんですけど、壁際とかで動いてるとカメラが暴れてちょっと辛い。
ゲームの画面酔いって殆どしたことがなくて、マイクラに慣れてない頃にちょっとだけ酔ったりしたけど、今回はゲームを中断せざるを得ないくらいがっつり酔ってしまったので、酔いやすい人は注意した方がいいかも。
廃墟好きの心を鷲掴み
旧時代(=ゲームの外で言うところの「現代」)の建造物とかはあまり残ってはいないんだけど、時々植物に浸食された石造りの建物とかが出てきたりして、廃墟好きとしては堪らない。
ちゃんと、こういう街並みがこういう過程を経て遺跡化しましたよという設定画もあったりしてね、ハートをぎゅんぎゅん鷲掴みしてくるわけですよ。
フォトモードが意外と楽しい
プレイ中にフォトモードというものに切り替えると、その一瞬の風景を色々設定を変えてスクリーンショットに残せます。時間帯やアングル、色調、露出、各種フィルターや果ては被写界深度まで細かく設定できるので、カメラ得意な人は凄くいい写真撮れそう。
私は写真は下手の横好きというやつなんですけど、このフォトモード、実はいい写真の練習になるんじゃないかと思っております。ちなみに上の3枚の風景ショットは、このフォトモードを使って頑張って撮ったもの。廃墟の雰囲気が伝えたくて試行錯誤してみました。
私はまだ撮れてないけど、大型機械獣と対峙した瞬間の写真とか、検索するといっぱいいい写真が出てくるので興味ある方は是非。
ホライゾンゼロドーン スクリーンショット - Google 検索
下記の記事ではカメラマンの方が、構図やカメラの各種設定などについて詳しく解説してくれているので大変参考になります。
いやあ。
自然に浸食された廃墟で機械の生命体をハンティングしつつそれを写真に収めるとか。自分の好きな具だけたっぷりトッピングした夢のピザみたいなことになっててもうはしゃぐしかないよね。
まあじっくり味わいながら残さず食べることに全力を尽くす所存でありますよ。