元々持ってたPC用のディスプレイを今PS4に繋いで使ってるんですが、色々と使い勝手が悪いので買い換えることにしました。
ちなみに今使ってるのはiiyamaのProLite E2208HDDです。
元々PS4接続向きではないモニタを使うために色々やってみたけど。
PCのみの使用なら何の問題もなかったんですが、PS4との併用にあたってどの辺が問題かっていうと、まあまずHDMI端子が付いてない。(PS4は出力がHDMI端子のみという非常に潔い仕様になっているので、本来、DVI端子とD-sub端子しかついてないこのモニタにはPS4は繋げません。)
それでよくPS4買う気になったなあと思うわけですが、そこはまあ置いといて。今回は急に思い立ってPS4を買ってしまったので、周囲の環境は後付けの突貫手抜き工事で整えることになりました。
で、端子がないのをどう解決したかというと、HDMIからの信号をDVIに変換するアダプタで対処したわけです。
こんなやつね。
2つ目の難点は、モニタに内蔵スピーカーや音声の入出力端子が付いてないこと。
これは元々、PCに直接外部スピーカーを繋ぐ予定だったので意図してスピーカー無しを選んで買ったものでしたが、PS4本体の音声出力もHDMIなので、付いてる方が都合がよかった。
まあこのモニタを買った当時はまだPS4も発売されていなかったし、予見しろというのも無理な話ですが…。
これに関しては、幸いコントローラにイヤホンジャックが付いているので、そこにスピーカーを繋いでなんとかしましたが、せっかくワイヤレスコントローラなのに有線スピーカーのおかげで机から離れられないという残念な状態。ごろ寝しながら遊ぶときはヘッドホンが必須になります。
PS4付属のモノラルヘッドセットは私の耳にはちょっと大きくて使いづらいし、ちょっと前に買ったBluetoothイヤホンが使えるかな?と思いきや、PS4側がBluetoothのオーディオ機器には対応してないらしく、ダメでした。仕方なくかなり重たい密閉型ヘッドホンを使っていました。
と、こんな環境。
でもまあ今実際プレイできてるわけなので、これでもOKっちゃOKなんですが。
画面が表示されるまでに時間がかかる不具合
…これね、PS4の電源入れてからモニタに表示されるまでがくっそ長いんですよ。15分とか、酷いと30分以上かかる。
その間、モニタは「今オートで入力信号探してますから」的な反応を見せるんですが、一向に画面が映らない。
その間コントローラのボタンを操作すればPS4ホーム画面のBGMがスピーカーから流れるので、PS4自体は立ち上がってるんですよね。
映るまでの時間が日によってまちまちというのも謎ポイントで、いまだに解決策がわからない。
原因は十中八九無理やりDVI変換してるからだと思うんですが、それがどういう理屈でこの現象につながるのかがわからない。
モニタの信号を認識する方式あたりも絡んでそうな気がするけど、調べてもさっぱり。
他にも、PCとの入力切替に5箇所もボタンを押さなくちゃいけなかったり、音声関連の配線のせいなのかボイスチャットするとハウリングが起きてしまったり、色々不便なので結局買い替えることにしました。
で、届いて入れ替えたのがこちら。
モニタの使い心地
モニタは特に問題なく、必要十分な機能で価格もお手頃。
ブルーライトカット機能が付いていて、そのカットレベルもボタン1つで5段階調節できるというのが売り。これはなかなか便利な機能です。写真の編集などで正確な色味を見たい時はオフにして、それ以外の時はオンにして使ってます。ブルーライトカットフィルムでは気軽に取り外しができないので不眠対策にPCメガネを使ってましたが、これならいちいちメガネをかける煩わしさもなく、重宝しそうです。
内蔵スピーカーの音質はちょっと籠った感じでお値段なりのものですが、出力端子も付いているので、高音質が必要な時は外部スピーカーでもヘッドホンでも繋げばOKかと。今まで使ってた外部スピーカーが撤去できたので配線がすっきりして嬉しいです。
同時購入のアームの使い心地
今回、アームも購入してみました。
アーム使うの初めてだったので色々レビューを見て選んでみましたが、いい買い物をしたかな、と思います。選んだポイントとしては以下の通り。
- チルト角が下15度以上あること
- 手前に45cm以上伸びること
- ケーブルクリップが付いていること
- 組立ての容易さ
- デスクやモニタのサイズとの兼ね合い
稼働軸は上下動ありかなしかちょっと迷いましたが、今回の場合チルトがついてれば上下動は必要ないかなと。水平稼働だけならガス圧式ではなくクランプ式で済むので安上がりですしね。
組み立ても簡単でした。特徴的なパーツの形状のおかげで、モニタの取り付けが楽でした。
写真右上の×型のパーツには、75×75mm用と100×100mm用の2種類のネジ穴があいています。外側の100×100mmの方、上の2箇所が「穴」ではなく「切り欠き」になってますよね。
ここが穴だと、モニタを持ち上げて片手で保持した状態でネジを回さなきゃいけません。でも切り欠きなら、先にモニタに上のネジを挿して根元近くまで回しておいて、それをフックにして切り欠きに仮掛けすることができるので、モニタ保持に手を取られることなく取り付けができます。
モニタが大きかったり、女性が組み立てをする場合、このタイプは特におすすめかも。
そして廃人仕様に…
さて。アームを無事取り付けたら、床にはモニタに足を向ける形で布団をセットし、寝っ転がりながらゲームができるという廃人仕様に。ふひひ。
椅子で長時間プレイしてると腰が痛くなるので、こんな感じになりました。
モニタがスタンド式だと、手前の物をどかさないと床から見える位置にモニタを持ってこられないのでアーム式にしたかったんですよね。
これじゃ眠れなくなって色々ヤバイんじゃないかと思うじゃん?
ところがどっこい、この体勢でゲームしてると、身体が勝手に眠りに落ちる準備をしてくれるようで、却ってリズムを崩さずに済んでます。椅子に座ってると、身体が眠くなってもついずるずるとゲームを続けちゃうんですが、寝転がってると、眠くなったらコントローラで電源落とすだけでそのまま眠れるので便利。
といっても、それも歳のせいかなと思うんですけどね。昔だったらどんな体勢だろうとゲームしてて眠くなることなんてなかったのになあ。先日も久々に連休が取れたので徹夜でゲームしてやろうと思ったら、気持ちよく寝落ちしてしまった。
まあとりあえず廃人にはならずに済みそうです。