前回の続き。
購入第一候補のバッグについて、色々検討してみました。
欲しいのはこれ。
製造・販売元のサロン・ド・アルファードさんは、1966年にファーの染色工房として創業し、2007年にオリジナルブランドとして立ち上げられたそうです。
この商品は一番大きいボックスというタイプの下にミニ・プチと全部で3サイズあり、イタリアンソフトレザー・クロコ型押し・シュリンクレザー・ゼウスレザー・ボックスカーフレザーなど革の種類も合わせると14型が展開されています。
それぞれ色数も豊富なので、選択肢は膨大。さらにはサンプルから好きな革を選んでセミオーダーもできるそうで。
この間までなかなか望むものが見つからなくて困っていたのに、今度は迷い過ぎてどれを買っていいかわからなくなる始末です。まあでも嬉しい悲鳴というやつですかね。
レザーサンプルを取り寄せてみた
革の種類はセミマットな質感のイタリアンソフトレザーにすぐ決まりました。革が薄そうなのでくったりし過ぎないかがちょっと心配ですが、質感優先で決定しました。艶があるタイプやシボ加工のあるものはあまり好みではないのです。
色に関しては、微妙なニュアンスカラーの展開が多いので、やはり実際の色を見てみたいと思いました。取扱店が近くにないか探してみたのですがちょっと遠く、どうしようかと思ったのですが、革のサンプル取り寄せができることが判明したので、早速注文してみました。
上のページから取り寄せが可能です。楽天でも有料で取り寄せができますが、ネットショップ本店で会員登録すれば、無料で2か月に2回まで無料で取り寄せ出来るようです。ちなみに1回に取り寄せ出来るのは、革・裏地合わせて6種類までです。
メール便で届いたサンプル。年末に注文して2日ほどで届きました。
色はサマーのベーシックカラーに近いものをチョイスしています。サイトの写真はかなり明るめに写っているようで、実際の革を見るとだいぶ印象が違いますね。革の質感や厚みはだいたい想像通りでした。
何色にしよう?
サンプルを取り寄せる前は、明るめの色が欲しくてほぼアイボリーに心が決まっていました。最近はブラックの代わりにネイビーベースのモノトーンコーデが中心なので、アイボリーならネイビーにもよく映えるかなと思ったのです。
セメントも結構明るめの色に見えたので、どう違うのか気になってチョイスしたもの。他の色はまあついでというか。アカシアは色単体で見てきれいだなと思った色です。
いざサンプルが届いて実物を見てみると、アイボリーが思ったより暗い色だったので、ちょっとぐらついてきました。
で、色を決めるためにやってみたのが、最近撮ったお気に入りのコーデ写真に革サンプルを合わせてみる、ということ。画像のプレビューの前にサンプルをかざしながら、どんな色が自分のお気に入りコーデに合うのか見てみました。
こんな感じですな。
アッシュは使える子
やってみた結果、意外なことにアッシュがかなり使える色だということが判明しました。
青みのある濃い目のグレーということで元々サマーど真ん中の色だということはわかっていたのですが、色単体で見ると特徴がないというか微妙なニュアンスに欠けるようで単調に見えてしまい、正直選ばないだろうなあと思っていた色なのですが、これが実に万能なようで。
オートホワイトバランスのせいでちょっと黄みがかっちゃってますが、アッシュのサンプルです。
濃い目にまとめたコーデにも浮くことなく馴染みますし、白コーデに合わせれば白コーデの爽やかさを損なわずに程よく引き締めてくれるもよう。コントラストのはっきりした白黒(濃ネイビー)コーデに合わせれば、両端の色をうまく繋ぐ形でコーデに溶け込んでくれる優秀カラーなのでした。
グレージュ系であるセメントは黄味が強いのでしっくり来ませんでした。アカシアは赤紫系のグレーでサマー的には悪くないはずですが、ネイビー系に合わせると浮いてしまい、これも除外。ネイビー・ブラックは無難で何にでも合わせられますが、色が強過ぎてサマー的には満点とはいかないです。叩き台に買ったランセルのバッグもあるので、強い色を合わせたければそれを使えばいいですしね。
期待していたアイボリーですが、コーデにハマれば上品あるいはモードにキマるのですが、かなり明るめの色になるのでバランスに気を遣うと言うか。結構適当に合わせてみてもしっくり来てしまうアッシュの万能感と比較すると、どうも頼りなく感じてしまいます。色自体はいい感じなので、また白バッグが欲しくなった時にはこの革がいいかなと。
注文したよ!
というわけで、このアッシュがいたく気に入り早速注文。
普段プチプラ寄りの私にはなかなか大きな買い物になりますが、サンプルまで取り寄せてじっくり吟味したので、それほど不安はないです。
商品が届いたら、実際の使い心地など詳しくレビューする予定です。