前回からの続き。
骨格診断と自分の生活スタイルや好み等を擦り合わせてみて、骨格診断のセオリーから「かっちり」を妥協することにしました。
注目するポイントのまとめ
現時点での譲れない条件としては、以下の4点。
- 手提げ・肩掛け・斜め掛けの3WAYタイプ
- セオリー&実用性の両面から、A4が入るサイズ
- 水筒を入れられるマチ幅と深さ
- 嵩張らず柔らかく、でも崩れ過ぎない本革素材
この4つのポイントに注意しながら、ネットショップ・実店舗問わず探してみました。
LANCELのワンハンドルショルダー@古着屋さん
セカンドストリートで見つけたショルダーバッグ。お値段900円。
上の条件からするとなんだかえらく想像と違ったものが出てきたような気がしませんか。私はしました。でもこれが意外といい感じ。叩き台としてよさそうなだったので買ってきました。下でポイントごとに説明してみます。
とりあえず見ての通り、ほぼ正方形に近い形状のワンハンドルショルダーバッグです。ハンドルは長さ調節不能。マチはないですが、底がタイトな作りではないので、厚み5~6cmまでなら対応可っぽいです。
水筒は入らなくもないですが、立ててきっちり端に寄せるか、寝かせて底に入れるかでないときれいに収まらないので、まあ「入れやすい」とは言えない感じ。
口のサイドに蝶番が付いてて、ガバッと開く仕様。…らしいんだけど、どうやら片方蝶番の芯が破損してるもよう。
だから安いのだな。これは買って帰ってから芯を入れ直して補修しました。芯の代わりにゼムクリップを切ったものを入れてみたけどまあなんとかなる。
大きさは外寸で32cmくらい。外から見た大きさ的にはギリギリ条件クリアですが、実際には蝶番が邪魔してA4横は入りません。
いちばん条件的にどうなんだコレ?というのが、ショルダーストラップのみの持ち手ですが…
肩掛けすると腰から下がる辺り。いつものバッグを小脇に抱えてる写真と比べると、マフラーの分を差し引いてもスタイル良く見えます。
ていうか全く同じコーデで撮ればよかった。
手を開けたいときはいつもこんな感じでちょっと後ろに回してます。そうなるとやっぱり口はファスナーが安心だなあと思う。外ポッケもファスナーついてないのであまり出番はなさそうです。のど飴とか絆創膏とか、なくなっても困らない小物なら入れておけるかな。
ギリギリ斜め掛けもいける長さ…ではあるけれど、コートを着たら無理だなあ。そもそも無理がある。ストラップの長さ調節は必須ですね。
下に持つほどスタイルアップするのがわかって驚いている。
こうしてみると、やはりもうひと回りくらい大きめの方がバランス良さそう。ニット等で上半身のボリュームが増す冬は特に。持ち手もスニーカーだと地面についてしまいそうな長さなので、やはり手提げ用の短いハンドルか、長さ調節かが必要ですね。でもこのストラップ1つだけという潔さもシンプルで良いなあ。短いハンドルは最悪無しでもいいか。そしてハンドルありにしても、必要に応じて取り外しできる方がいいな。
素材感としては、しなやかでハリのある革と、しっかりした内張りのため、へたっとする感じはなく、かなり理想に近いと思います。角もないし、肩掛けしたときに身体に自然に沿う感じ。
このバッグを踏まえての理想形まとめ。
その他諸々、色んなバッグを手に持ってみて気付いたことも交えて、理想のバッグの最終形態が完成しました。
新たに加わった、譲れない条件はこちら。
- 口はファスナーで開閉するもの
- ハンドルはバッグの端に付いてるもの
- ストラップは取外しと長さ調節可
- マチは直径7.5cm×高さ22cmの水筒が縦に入るサイズ
- 金具はシルバー
- ファスナーの開けやすさ
口はファスナーで開閉するもの
これは防犯面ですね。斜め掛けして後ろに回してる時とか、盗難防止もあるし、逆に万引き等疑われにくいようにというのもあります。最近物を買う前によく吟味するようになったため、気になるものがあった時は長時間お店の中をうろうろしたり、で結局何も買わずに出たり、みたいなことが多々あるのです。見ようによっては胡散臭い客だろうなあ、私…。ということをちょいちょい思っていて、まあ、自分で楽しく買い物するために?ファスナー。みたいな(心配性)。
ハンドルはバッグの端に付いてるもの
これは、図で×付けた形のバッグと持ち比べてみて思ったこと。ハンドルより外側に本体が出てるとなんだか取り回しにくいんですよね。制御し難いというか。…多分私がいまこだわっていることを理解してくれる人は少ないんだろうと思います。でも、バッグはテニスのラケットと同じ位に正確なコントロールを以て取り回したいというのが私のこだわりなのです。
いや、なんか、ガラスの食器コーナーとか見てる時にさ、バッグが思わぬ挙動を起こしてヒヤッてすることないですか。ああいうの嫌やねん。
ストラップは取外しと長さ調節可
これはまあ上で書いてるからいいか。
マチは直径7.5cm×高さ22cmの水筒が縦に入るサイズ
ここはこだわろう。
金具はシルバー
そこまで頑なにパーソナルカラーに縛られなくても…とも思うんだけど、どうしてもしっくりこないのです、ゴールドは。
今のバッグは金具がアンティークゴールドなんだけど、これは本体がブラウンだからあまり気にならない(というかバッグごと気になるというか)。
でも、今回探すバッグはきちんとブルーベースの色で選びたいので、それに沿った金具の色にしたい。上の叩き台バッグの金具もシルバー(本当はゴールドメッキだったのが綺麗に剥げたらしい)で、やっぱり見た目しっくり馴染んでいたので、ここは譲らずにいこうかなと。
ファスナーの開けやすさ
これは触ってみないと何とも言えないところあるけど、毎日使うものだし使い心地大事よね、ということで必ずチェックする!
今のバッグ、何気にきちんと選べてた…のか?
理想バッグのイラストを描いてる時のこと。
気付いてしまいました。
8年使ってる今のバッグ。
これ、容量以外は大きな不満ないじゃん。
これが大きくなればほぼ理想の形ですよ。あとは言うなら
- 本体のカラー、金具のカラーがパーソナルカラーに沿ってない(好きだけど)
- ストラップの裏地が綿テープの頑丈仕様過ぎてオサレでない(好きだけど)
- 素材のウォッシュレザーにきちんと感がない(好きだけど)
この辺だろうか。
旦那に買ってもらう時、長く使いたいから自分でそこそこ時間をかけて吟味したものではあるけど、実際長く使えてたのは自分の好みや生活スタイルにきっちりはまっていたからなのかな。
水筒を持ち始めたのは最近だし、選んだ当時は骨格診断もパーソナルカラー診断も知らなかったから、それには沿ってないけど、「似合う」と「好み」のうち、「好み」の方はきちんと具現化出来てたんだなあと。
なんかえらい遠回りをしたような気もしますが、ともあれ欲しいバッグの形が分かったので、次回はこれをもとにバッグを探すレポートです。