という弟情報に踊らされ、ペット用の抜け毛取りブラシを買ってきました。
めっちゃ細い針がいっぱい生えてる系のアレです。
弟曰く、毛玉だらけになったボアとかフリースは、こいつで梳かせば風合いが戻るとのこと。
「ああ、それ絡まってるだけだから」
口調が若干癪に障るんだけど、奴が持ってくる情報は大概有用なので大目に見ざるを得ない。ぐぬぬ。
というわけでさっそくやってみることに。
実験台その1:ボアのライナー
まずはお気に入りの白ダウンの襟のライナー。
写真だと分かりにくいけど、白いボアに色んな色の毛玉がぽつぽつできちゃってそこだけ年季入った感が出ちゃってます。
買った時はふかふかだったけど、重用しすぎてぺちゃんこに。みっともないのでボア生地買ってきてライナーだけ新調しようかなと考えていたところ。
それが…。
じゃじゃーん。
ふわっふわ!
めっちゃふわっふわなったよ!
うわー。
元々の毛束感のある風合いを飛び越えてふわっふわになってしまったけど、着るうちにまた毛束感も戻ってくるじゃろうて。
絡まってた毛玉やごみもいっぱいとれました。すごいねこれ。
実験台その2:パーカー裏地のフリース
続いては、古着屋で買ったアバクロのパーカー。裏のフリースがかなり毛玉だらけで、札に「着用感あり」ってデカデカと書かれてたやつ。
分かりにくいかもしれないけど、まんべんなく毛玉。ちょっと色の濃いとこはみんな毛玉です。毛玉同士がつながって毛玉膜ができてて、フェルトみたいにみっしり固くなってるのです。
表は傷みが殆どなくてもったいなかったので、こいつもこのブラシで何とかしてみようじゃないか。
じゃじゃん。
さらっさら!
めっちゃさらっさらなったよ!
元はやはり地の色と同じ淡いグレーのフリースだったのですね。多分前の持ち主が黒いセーター愛用してたんだろうね。黒い毛を抱き込んで黒毛玉まみれになっちゃったのね。
ごわごわでフェルトみたいな手触りだったのが、さらさらと滑らかに。
しかしこれ梳かしてたら部屋が埃だらけになった。空気清浄機が異変を察知して最大出力発揮してたわ。
おそらく元の毛並も多少ひっこ抜いちゃってるんだろうけど、仕上がりの風合いはかなり満足です。
ボアやフリース部分だけ毛玉だらけになってしまって、そこがネックで着られない。そんな服がもし手元にあったら、一度試してみるといいかもしれないです。
これ抜け毛がワンタッチで取れるみたい。いいなあ。