以前の記事で写真だけ載せたチェーンネックレス。
写真の一番右のやつね。10年くらい前にGLIMMERで買ったんだったかな。
長さがありすぎて、二重だと長過ぎ、三重にするとボリューム出過ぎと、どうにも持て余し気味。でもこのごろっとしたチェーンの感じが好きで捨てられなかったので、骨格ストレート向けに直してみることにした。
まずは観察。
留め具なしで輪になった2種類のチェーン。
細い方は普通の喜平チェーンてやつですね。鎖のパーツにひねりが入っているので、全てのパーツが同じ面を見せるタイプのチェーン。
太い方のチェーンは名前は分からないけど、4枚花弁の花みたいなパーツが90度互い違いに組み合わさって出来てるみたい。先の細い丸ペンチでこじ開けてやると、思いの外簡単にバラすことができました。チェーン端の隙間に丸カンが通るので、ほぼ普通のチェーンと同じように扱えそう。
お直しその1。
まずはシンプルにダブルチェーンネックレス。
長さはみぞおち辺り。測ったらちょうど80cmでした。切って繋いで完成。留め具は入れてないけど、2本がバラけないよう、チェーン端を1つの丸カンに集めて繋いでみた。
お直しその2。
似たような雰囲気だけど、首にかかる部分は一重。細いチェーンを大きい輪っかにして、途中に太いチェーンをU字に渡してある。これも長さ的に必要ないので留め具はなし。
お直しその3。
余った太いチェーンを適当に結んだだけ。意外とそれっぽくなった。シャツだとループタイっぽくなっちゃうので、ニットとかカットソーに合わせる感じなのかなあ。
と、こんな感じで3つのネックレスにしてみました。
今まであんまりアクセサリー使ってこなかったので、どんなものがしっくりきてどんなものが使い勝手がいいのか、まだいまいち分かってないです。
いっぱい持ってはいたんだけど、似合わなかったり使いこなせなかったりでタンスの肥やしになってたんだよね。
お直しメモ
アクセサリーのお直しが初めての人向けのポイントをメモしておきます。参考になるといいのですが。
あると便利な先丸ペンチ。
別になくてもなんとかなるんだけど、先の丸いペンチがあるとアクセサリーのお直しが捗ります。工作用のギザギザのペンチだと、素材によってはペンチの跡が残っちゃう。
ペンチ二刀流すると小さなパーツも扱いやすくて便利。これは先曲がりペンチも入ってて用途が広そう。
こっちはケースの類がついててちょっとお安い。他のお直しの時に流用できたりするので余ったパーツはケースに入れてとっておくと便利です。
今は100均のハンドクラフトコーナーも結構充実してるみたいなので、多分先丸ペンチも買えるんじゃないかな?よく見たことないけど。
安くても機能的にはたいして問題ないので、お試しとかちょっと直すくらいなら安いものでも充分です。本格的にアクセサリー作りをしていこうと思った時に、握りやすさとか、ばねの強さとか、重さとか、先の太さとか、自分に合うものを吟味すればいいんじゃないかと思います。
丸カンの類は前後に開くのがポイント。
丸カンてのはワイヤーを輪っかにしたようなパーツ。アクセサリーには必ずと言っていいほど使ってあるパーツです。お直しするときにはほぼ確実に弄ることになると思います。
閉じてある輪っかをペンチで開いて、通してあるパーツを外したり増やしたりするんだけど、輪っかを開く時は向きに注意すると仕上がりが綺麗です。
輪っかを開く時は、上から見て前後に開くのがポイント。こうすると、正面から見た時の綺麗な丸い形が崩れずに済みます。丸を広げるように開いてしまうと歪んでしまい、うまく元通りの丸い形になりません。
もし歪んでしまったら、一旦通してあるパーツを外して丸カンのみの状態にして、先丸ペンチに巻きつけるようにして整えてあげればまあ何とかなります。
柔らかいパーツはそんな風に直せますが、固いパーツを歪ませてしまうと直すのが難しいので気をつけましょう。
チェーンも基本的には丸いパーツを繋ぎ合わせているだけなので 、これを押さえておけば長さ調節なども自分で簡単にできますよ。
アソートパーツを持ってるとお直しの幅が広がります。
こういう、色やサイズのアソートになってるやつを持ってると便利。単品でも売ってるので必要なものだけ買ってももちろんいいのですが、これだけ揃えようと思うと結構お値段行っちゃうので。
こちらは色ごとのアソート。ブルーベースならシルバーやプラチナ、イエローベースならゴールドやカッパーなどと、手持ちのアクセサリーの色も決まってくると思うので、こういうアソートも便利ですね。
他にもカニカンや9ピン・Tピンなど基本的なパーツがセットになったものも売ってます。
何かかわいいの見つけたので貼ってみる。使い道思いつかんけど…ハンドクラフト好きには堪らんのう。