夜型人間に絶対欠かせないアイテムというのがが2つありまして。
ひとつは雨戸。
もうひとつはイヤホン・ヘッドホンの類です。
今日は新しくワイヤレスイヤホンを購入したのでレビューします。
夜型人間にはイヤホン必須
いや 雨戸も大切なんですけどね、っていうか雨戸ないと睡眠に支障が出て、やがて精神に異常をきたしそうな気がするんですけどね、安アパート住まいじゃこだわりようもないので、シャッター型が便利よって話だけに留めておきましょう。
で、イヤホンの話。
動画見たり音楽聴いたりするのが好きな自分にとっては、ご近所への配慮はもちろんのこと、昼型の旦那の眠りを妨げないためにも、この類のアイテムは必須です。
本当は耳元スピーカー的なものが耳を傷めにくくてベストなんだと思うんですけど、狭いアパートで部屋も繋がってて遮音性ほぼゼロなので、やっぱ音が漏れちゃう。
それにネットサーフィンしてると突然大音量で動画流してくるところとか未だに多いし…最近だとあのマウスオーバーすると再生始まる類の広告!音でか過ぎなんじゃ!!何なのあれ。本当にやめてほしい。
まあそういう迷惑系でなくても、ネット上にアップされてる動画の音量って、基本かなりバラバラですよね。音楽とか動画とか流しながらデスクから離れて何か作業していることも多いので、突然の音量変化に対応できずに冷や汗かくことがままあります。
そんなこんなで、 イヤホンの類はないと困るわけで。
もちろん今使っているものはあります。
それがこちらのヘッドホン。
安い割にフィット感も音質もそこそこ良くて、耳も疲れにくい。ケーブルも長いので、部屋の中をウロウロするにも差し支えない。難点は手元に音量調節がついてないことくらいかな。もし壊れたらまたこれ買うだろうなっていうくらい無難な子。帰ってきて寝るまで部屋の中で何か聴いてる分には充分な感じです。
ただ、今年から色々真面目に家事をしてるので、家の中で歩き回る範囲がかなり広くなっちゃって、PCからの有線じゃ無理なことが多くなってきた。加えて、フィット感良しと言えどもそこはヘッドホン、掃除したり家事したりの動きについていくにはやはり安定感がいまいち。それに有線だとどうしてもフットワーク重くなりがちです。
てなわけで、変化した生活に合わせてちょうど良いものを買うことにしたのです。
- 夜型人間にはイヤホン必須
- もちろん今使っているものはあります。
- 探してみました。基準は4つ。
- 購入したのはこちら。
- 開封の儀。
- iPhoneのBluetoothと接続してみる
- PCのBluetoothと接続してみる
- 音質とか使い勝手とか細かい仕様とか
- 余談。Bluetoothの名前の由来
前置きが長くなりましたが。
探してみました。基準は4つ。
ワイヤレス(Bluetooth)であること
現在PC環境がBluetooth非対応なのでアダプタを買わなくちゃいけないんですが、今はアダプタも安いので問題なし。iPhoneとPC両方とペアリングできるものを探します。
耳に嵌めるイヤホンタイプであること
フィットネスやスポーツで使える、安定感の高いものが望ましい。耳の穴が小さくてイヤホンが合わないことが結構あるので、イヤーピースが何サイズか付いてるものがいい。
手元に音量調節がついているもの
これは前述の通り。それにプラスして、イヤホンはヘッドホンより音源が鼓膜に近い分難聴のリスクが若干高いらしいので、なるべく聴こえるギリギリの音量で使用したい。
安価であること
ワイヤレスは初めてなので、お試し価格程度のもので。ながら聴きがメインになるので、音質も余程酷くなければ別にいいかな。
購入したのはこちら。
QCYのQY19です。
開封の儀。
箱はなんかおしゃれな感じです。
開けてー?
さらにあけるとご対面。
内容は以下の通り。
- イヤホン本体
- 説明書
- 充電用USBケーブル
- イヤーピース…密閉型2サイズ、半密閉型3サイズ
- ピポットモーションサポート(角付きの輪っか)…3サイズ
- ケーブルクリップ(右端の丸いやつ)
この見慣れない形は…
とりあえず一通り遊ぶ。だって閃いちゃったんだもの。
装着するとこんなかんじ。耳あんまり綺麗じゃなくてすみません。
イヤーピースを穴に突っ込んで、ピポットモーションサポートなる角みたいな部分は、穴のさらに上の軟骨に沿わせる感じで装着する模様。多分これでいいはず(不安)。
私の場合、半密閉型ピースの一番小さいサイズと、角パーツは一番大きいサイズでいい感じの安定感になりました。カナル型は久々に使いますが、特にどこか当たって痛いとかそういうのはないです。正面から見ると7~8mmほど穴から飛び出して見えます。この辺は耳の形にもよるのかな。
iPhoneのBluetoothと接続してみる
- iPhone>設定>BluetoothでBluetoothをオンにする。
- QY19コントローラの真ん中のボタンを、オフの状態から長押し5秒。ペアリングモードに移行する。「当製品をご利用いただきありがとうございますペアリングモードになっています」という、息継ぎどこ行った的なアナウンス(うるさい)がイヤホンから流れます。
- デバイスに「QCY-QY19」が表示されるのでその項目をタップ。
- 「接続済み」と表示されれば完了。イヤホンから「1台めのデバイスに接続しました」的なアナウンス(うるさい)が流れます。
これは簡単でした。
PCのBluetoothと接続してみる
まずはPCのBluetooth環境を立ち上げる
今回、Bluetooth環境のない私のPCのために購入したアダプタがこれ。
日本語めっちゃ怪しくて胡散臭い感じなんですが、レビューが意外と良かったのと安さで決めました。結論から言うと問題なく使えてます。
これはパソコンに挿すだけで勝手に認識してくれました。タスクトレイにBluetoothアイコンが表示されてればOK。
BluetoothとQY19の接続
- タスクトレイのBluetoothアイコンをクリック
- メニューの「デバイスの追加」をクリック
- デバイスの追加ウィンドウが開き、デバイスを検索し始めるので、QY19コントローラの真ん中のボタンをオフの状態から長押ししてペアリングモードへ移行する。アナウンスうるさいので注意。
- PCがQY19を認識すると、先ほどのウィンドウに「QCY-QY19」と表示されるのでクリック
- 自動でデバイスを構成し始めるので完了したら「閉じる」をクリック
- コントロールパネルから「デバイスとプリンター」を開き「QCY-QY19」をクリック
- 表示されたメニューから「サウンドの設定」をクリックし、サウンドウィンドウを開く。
- 「Bluetooth Audio Renderer」「Bluetooth Hands-free Audio」の二つが追加されているので、右クリックから「既定のデバイスとして設定」をクリック。(すでに既定になっている場合もある模様)
一応これでつながりました。
エレコムさんのサイトを参考にしたので一応貼っておこう。エレコム製品じゃないけどエレコムさんはきっと許してくれるはず。
…。いちおう貼っとくか。
親切な解説を用意してくれたエレコムさん製アダプタはこちらですよ!
音質とか使い勝手とか細かい仕様とか
音質
音質は、無難。この一言です。若干曲の後ろでプチプチいってるような気もするけど、元々耳があんまり良くないので、正直いいのか悪いのか分かりません。その辺は詳しい人のレビューでも探してみてください。
連続再生時間
連続再生時間は5時間ということで、実際それぐらいでした。事前に調べた中では結構もつ方なんじゃないかなと。充電切れそうになるとアナウンス(うるさい)が流れます。充電はコントローラ横のマイクロUSB端子にケーブルぶっ挿すだけ。充電に要する時間は1~2時間ほどとのこと。充電しながらのペアリングはできない模様。これはちょっと残念かな。まあデスクにいるならヘッドホンでいいか。
軽さ
重さ12.7gと書いてあっても全然ピンときませんが、非常に軽いです。耳にフィットさせちゃえば殆ど重さは感じません。コントローラも非常にコンパクトなので、引っ張られる感じも全くないです。
操作性
この小さなコントローラの3つのボタンで、(1)着信、(2)着信拒否、(3)リダイヤル、(4)通話ミュート、(5)音楽再生&停止、(6)曲送り&曲戻し、(7)音量調節とさまざまな操作ができます。操作を覚えるまではどれが1秒押しでどれが2回連続押しで…と覚えるのがややこしそうですが、必要にして十分な機能をきちんと備えています。私の場合は通話関係は殆ど使わないと思いますが。
安定感
旦那が寝てる隙に枕元で全力ヘドバンしてみましたが、取れませんでした。試しに角パーツ外して着けてやってみたら吹っ飛んでいきました。角、役に立ってるね!きちんとフィットするパーツを選べば、かなりの安定感を出せるようです。
音漏れ・密閉度
半密閉型ピースで試してみたところ、耳から離した状態で音が聞こえるギリギリの音量にして装着すると、耳が耐えられないくらいの大音量だったので、常識的な使用の範囲なら音漏れの心配は殆どなさそうです。個人の感想なので、普段から大音量に慣れてる人はどうだか分かりません。
密閉度に関しては、無音の状態で装着して確認してみました。半密閉型では「結構うるさいキーボードのタッチ音が半分くらいに聞こえる程度」、密閉型では「2~3割くらいに聞こえる程度」。曖昧な表現で申し訳ないですがそんな感じです。
防水機能付き
【IPX4防水等級】IPX4防水等級でランニング・ジムなどスポーツ時の汗やお風呂の湿気、ワークアウト中の汗と小雨での使用に耐える防水・防汗性能を備えております。ただし、完全な防水性を保証するものではありませんので、どしゃ降りの雨天での使用や水に浸かることは必ずお避けください。
こんな感じらしいです。風呂上がりで髪が濡れたまま使えるのは地味にありがたい。
電波
家の中では全く問題なし。公式では約10mが限度となっています。ゴミ出しくらいならいけるかな?今度試してみよう。
2台同時ペアリングが可能
見出しの通り、2台同時にペアリングが可能です。切り替えは…何となく真ん中ボタン1秒押し(通話切替用のコマンド)でできています。途中にSiriが挟まったりして、正しい方法がいまいちわからないのですが、まあPCとiPhoneを同時に再生して切り替えるなんて使い方はまずしないので別にいいか、という感じです。
ケーブルクリップが地味に便利
最初はどうやって使うのかなと思いましたが、ループ状にクリップすればケーブルの長さを調節できるし、耳から外した時にネックレス状に止めれば滑落防止になります。
レビューとしてはこんなところでしょうか。今のところ、Bluetoothアダプタのお値段を入れても、充分元が取れるくらいの性能かなと思います。初めてワイヤレスイヤホンを買う人にもおすすめ出来る品質とお値段です。
また気付いたことなどあれば記事にします。
余談。Bluetoothの名前の由来
何で無線規格の名前がBlueでtoothやねんとずっと不思議に思っていたもんで、この機会に調べてみました。「青歯王」というあだ名の王様に由来するんですってよ。そりゃ考えても分からんわ。
初めてノルウェーとデンマークを交渉により無血統合し、文化の橋渡しをしたデンマーク王、ハーラル・ブロタン・ゴームソン (Harald Blåtand Gormsen / Haraldr blátǫnn Gormsson) が「青歯王」と呼ばれたことに由来している[1]。Blåtandを英語に逐語訳したものがBluetoothである。「乱立する無線通信規格を統合したい」という願いが込められている。
Bluetooth - Wikipedia
ちなみにこのデンマーク王、青い歯がチャームポイントだったわけではなく、「浅黒い首領」という意味だとか、「青い衣を着た首領」の意味であるとかなんか諸説あるみたいです。どっちにしてもずいぶんアバウトなあだ名だ。とりあえずおかげでデンマークの位置は覚えました。一応ノルウェーの隣国なのね。
これがもし日本で開発されてたら、日本統一を目指した織田信長になぞらえての「第六天魔王」になるのかなーとか愚にもつかないことを考えていました。ちなみにアイコンは瓢箪か茶筅かちょび髭。かわいい。