旦那が本棚を買いたいと言い出した。
以前から、今の本棚に入りきらなくなったコミックスがあちこちに積んであったり、書類を仕舞っておく場所がなくてしょっちゅうあちこちに散乱してたりしてたので、収納を増やすのは大賛成だ。
放置書類は記憶に新しい。
ネットで色々本棚を探していたようだが、買うのは一旦保留するよう説得して、今私が使っている本棚を譲ることにした。
この本棚。ニトリで買ったもの。
一言で言ったら大きなカラーボックス。底板が薄く、本棚にありがちな「土台」がないため、シンプルでスタイリッシュな印象。この本棚本棚したデザインではないのが気に入って購入したものです。
奥行きは大判コミックスが前後に2列ぴったり入るサイズ。一枠の収納スペースの幅は27cmで、広くも狭くもなく。上下中央の棚板はおそらく強度の関係で固定になっていますが、その他の棚板は3cmのピッチで細かく調節可能。追加の棚板も販売しているので、容積をめいっぱい有効活用できます。
板は薄いですが強度は特に問題なし。空っぽでもかなり重いのと、表面が化粧フィルムで傷に弱いのは難点ですが、お値段の割にかなり使い勝手はいいと思います。
新しい本棚の購入保留を勧めた理由
一番の理由は「収納したいものの全容を把握してから収納を購入した方が良い」ということでした。この8か月、自分で所持品を整理してきて、それが収納選びで失敗しないコツだと分かったからです。
私なりの収納選びの手順
- 本なら本、服なら服と、同じジャンルのものをまずすべて一つ所に集めてみる。
- そこから不要なものを除き、残ったものの全体像を把握する。
- 残ったものを自分で管理しやすいように分類する。服ならアイテムの種類、季節等での分類、本なら大きさ、タイトル別など。他には使用頻度(≒お気に入り度)での分類というのもアリ。
- 分類したものを元に、どんな収納が最適かイメージする。サイズ、棚や引き出しの数と大きさ、置き場所との兼ね合いなど。今後その種のアイテムをどれだけ増やす予定があるかも考えに入れておく。増やさず一定を保つなら処分の基準も。
- あとはあとはひたすら理想の収納探し。もちろん、「無駄なく収納できること」「中身を把握しやすいこと」「出し入れしやすいこと」はどんな収納にも共通の必須条件です。
頭で考えるとこんな感じなのですが、できれば仮の棚などを使って、しばらく実際の使用をシミュレーションしてみた方が確実です。仮の収納を使っているうちに、分類が適切じゃないと感じたり、置き場所を変えたくなったり、さらに減らしたいものが出てきたりします。あとは、本番の収納にはこんな機能が欲しいなとか、色々と理想の収納の姿が使ってるうちにイメージできてくるかと。
今の私の状態がこれでした。以前一旦本を分類して処分したものの、残ったものも実はあまり必要ないなと感じていて、さらに減らす予定でいました。
今の自分の本棚を、旦那の「仮の棚」に
最初に減らした段階ではこの本棚を使い続けるつもりだったのですが、実のところ若干持て余し気味。「こんなに大きくなくてもいいな」と感じていたので、この機会に自分の本も再度整理することにしました。
中身をかなり減らすことになるのは予め分かっていたため、本棚は旦那に譲って、旦那の「仮の棚」として使って貰おうと考えたのです。
棚自体は容量も大きく、アレンジもきくので、使い勝手のシミュレーションにはちょうどいいかと。とりあえずこれに収めてみて、不満があれば別の理想的なものを探したらどうかと勧めました。
自分の本の整理
とりあえず、本棚を開けるために全部中身を出して整理。
「あれば読むけどなくても困らない」は処分対象
売りに出す本つもりだった本を別にしてみたんですが、さらに残ったものも「あれば読むけどなくても困らない」ものばかりでした。加えて全て電子書籍で販売されていたので、「また読みたくなったら電子書籍で買う」と決めて、結局ほとんどを処分することに。売る本はスーパーのビニール袋で6個分になりました。電子書籍という代替品があるので、本は比較的思い切りやすいですね。代替品に替えればスペースの節約になるという、わかりやすいメリットも後押ししてくれます。
残ったのは残ったのは「モチベーションを上げてくれる」本
残ったのは「ピンポン」だけ。これもいずれは電子書籍でいいかなと思ってはいるのですが、個人的にはモチベーションを高めてくれる本なので、「目に入るところに居て欲しいな」と思い、残しました。これを読んだ時の静かな気持の昂りを、いつでも思い出したい。自分の在り方に満足がいくようになるまでは、手元に置いておくことになりそうです。
新しく自分の「仮の棚」になったのは使ってないテレビボード。
さて、本は整理が終わりましたが、本以外にも棚に入っていたものはあります。書類、ゲーム、CDにDVD、メイク用品、カメラ用品、ケーブル類。これらを収める新しい棚が必要です。
これについては旦那と話したときに代わりをすでに決めてあって、以前使っていたテレビボードを置くことにしました。テレビがなくなってからはゲーム機の収納兼、上は旦那の荷物置きになっていたものです。同じくニトリのものだったと思いますが、引き出しに無駄があって収納力に乏しく、正直あまり使える子ではないです。
ボードの中のゲームを整理
まずは中身を整理。埃まみれになったゲーム機を掃除しつつコード類をまとめ、分類。
中身が古い。タイムカプセルを開けたような気分になります。
埃すんごい。コードを通す穴とか、ガラス戸の隙間から入った積年の埃。
スーパーファミコンとPS2、あと3DSを残し、PSPとゲームキューブは売る事にしました。PSPはモンハンのため、ゲームキューブはピクミンのためだけに買ったものなので、それらを堪能し尽くした今となっては不要のもの。
スーパーファミコンは、ソフトをダウンロード版に買い替えられたら処分かなあ。PS2は代替がないので処分できないけど、コンパクトだしまあいいや。PS2っていうよりかは初代PSのゲームがやりたいんですよね。スーファミもだけどやはり良ゲー率高い。
旧世代ゲームに関する思い入れは、別の機会に書きたいと思います。
整理したものを何とか収めて今日は終了。カメラ用品はボードの上、引き出しと上の棚はゲーム関係、減らした書類と本とAVソフト、メイク用品は下の棚へ。それぞれもっと適切な収納場所がありそうなので、またしばらくこの仮の棚で検討します。
ちなみに旦那の本整理はというと、終わっていません。コミックを棚に移しながらつい読み耽ってしまって結局全然進まない、という例のお約束をやってる模様。
しばらく隣の部屋で物音がしなくなったなーと思って、こっちで何か音をたてると、はっとしたように作業が再開する様子が聞こえます。
まあ気持ちはわかるけどさ。早く片付けて後でゆっくり読みたまえよ。