蒸し鶏ストックがなくなりそうなのでむね肉を買ってきた。蒸すぜぇ。
材料・調味料
- 鶏むね肉 必要なだけ。もも肉でも別に可。
- おろし生姜 チューブ3cmくらい
- 味塩コショウ 適当
- 酒 多分100ccくらい?
作り方
- レンジで使えるお皿を用意する。汁物がこぼれない深さで、なるべく底が平らなやつ。
- 鶏むね肉を皿に広げて並べる。厚みがあるところは指で開いてなるべく厚さを均等にする。むね肉はずぼっと親指を突っ込んで裂いてやれば簡単に開けます。包丁でもいいけど、繊維を断つことになるので食感が多少違ってくるかなと。指なら繊維に沿って開けます。簡単だし、包丁とまな板洗うの面倒だし、指でいいよ。
皮は外しても付けたままでもOK。皮を生のまま置いておいても使いようが思いつかないので、私は一緒に蒸しちゃいます。皮の上下はどちらが理にかなってるのか分かりませんが、私は味付けの都合で皮は下にしてます。皮が上だと塩コショウが全部皮に持っていかれるので。 - おろししょうがと酒をふりかけて全体に馴染ませる。しょうがは酒に溶きつつ全体に広げてください。
酒は料理酒でも日本酒でもなんでもいいですが、日本酒の方が私は好みです。なんだろう、味に癖がつくというか。まあお好みで。
酒を量り忘れちゃいましたが、肉の周りや上に水たまりができるくらいが目安です。少ないよりは多い方がいいので、よくわかんなかったら多めで大丈夫。 - 全体に味塩コショウ。しょうがと塩コショウを酒に溶いてからかけるのもアリかな?面倒なのでしませんが。基本酒は瓶からどぼどぼしちゃうので。
- ふんわりとラップをかぶせてレンジでチン。むね肉2枚で4~5分。酒の蒸気で火を通します。このときラップがお肉にくっついちゃうと、蒸気が回らなくて白くなってくれないこともあるので、お皿はある程度深めが良いです。
- 蒸しあがり。美味しそうな匂いがする。
レンチンし終わったら粗熱が取れるまでそのまましばらく置いておくと、加熱不足の部分も余熱で火が通ると同時に味も浸み、しっとり仕上がります。 - 皮を剥がしてみて、皮との境目に火が通ってれば中もまず大丈夫。足りなければ火が通ってないところを上にして、同じお皿で追加2分くらいチンする。
あとは手でお好みの大きさにちぎって、軽く汁気を振り切ってジップロックへ。なるべく肉同士が重ならないよう平らに伸ばし、ジップロックを中身ごと折り畳むようにして空気を抜き密封します。密封したらもう一度平らに整えて冷凍庫へ。 - 30分~1時間経って半冷凍くらいの時に、袋の上からパキパキ折って肉を離しておくと後で使いやすいです。忘れちゃっても使う時にバキッとやればいいのでまあなんとかなる。あんまり汁気が多いとガッチガチになるので注意。
解凍方法
使用時は自然解凍でも冷蔵解凍でも、袋に入れてお湯につけても、レンチンでも。汁物ならそのままドボンでもOK。レンチンは手のひらサイズで30秒~50秒くらい。
サラダや棒棒鶏などそれ以上火を通さずに食べる時はレンチンで、パスタやスープに使う時は解凍せずそのまま調理しちゃいます。既に火も通ってるし平らに冷凍してあるので、片面浸る程度の汁気や油気がある料理やなら問題なし。
スープと皮も使えるよ
スープは汁物等に使えます。といってもそんなに量はないしガラスープほどの出汁は出てませんが、捨てるくらいなら何かに使っちゃえくらいの感じで。酒の種類や量によっては変に主張しちゃうこともあるので味を見て使ってください。
皮も色々使えます。
- そのまま刻んでポン酢等で和える
- 焼いてパリパリにして、お好みの味のおつまみに
- 炒め料理にプラスしてコク出し、あるいは主役に
- さらに冷凍ストックしておいて、まとめて炊き込みご飯に
などなど。私の最近のお気に入りはフライパンで作るミニ焼き鳥です。
皮1枚だと寂しいですが、2枚あればそこそこ食い出のあるおつまみになります。
蒸し鶏本体の使い道
鉄板はやっぱり棒棒鶏でしょう。 冷凍ストックなら一人分から作れるので、気が向いた時にきゅうり1本だけ買ってきて、スライサーで千切りにしてる間にレンチンして、胡麻ドレッシングに醤油とラー油足して混ぜるだけ。めっちゃ簡単だしご飯解凍してる間にできちゃう。
棒棒鶏なら蒸し立てをそのまま使う方がやはり美味しいです。なので、棒棒鶏を食べたい時に蒸し鶏を作って、余ったら冷凍、というのが今までの流れでしたが、ストックの方もかなり使えるということに気付いてからは、むしろストックのためにむね肉買ってきてます。
一回作れば量的にも保存期間的にも結構もつし、皿1枚あればできちゃうし、基本放置で簡単だし、手で裂く作業も楽しいので進んで作ります。裂く時にしっとり仕上がっていると嬉しい。そしてつまみ食いでだいぶ減った蒸し鶏が完成するところまでがテンプレです。だって美味いんだもの。
同様に、生野菜と一緒に食べるサラダ・マリネ系には縦横無尽の活躍を見せてくれます。蒸し鶏をストックするようになる前はそこら辺はツナ缶の独壇場でしたが、ツナ缶てひとりで食うには若干多いんですよね。半分くらいでいい。取り置きするのも放置しちゃいそうで気が進まないんで結局1缶食べるんですけど。一方蒸し鶏ストックは本当に必要な分だけ使えるので、ツナ缶に比べて使い勝手が非常によろしいです。
味が淡白なので料理の主役を張るタイプの食材ではないかもしれませんが、あと一品何か欲しいなという時に、あるととっても便利。合わせる具材も調味料も選ばず基本何でも合うので、冷蔵庫の余り野菜に合わせてちゃちゃっと一品。組み合わせによって引き立つまさに名脇役。いろんなソースやドレッシングで楽しめます。
焼き・炒め料理にはあんまり使わないですが、パスタの具とか。あとはチーズとトマトと焼いてやると、結構主役な一品になります。
汁物は基本、野菜のスープにドボン。そんだけ。洋風や中華風スープの方がしっくりくるかな。ベーコンの代わりに使うとあっさり仕上がる。味噌汁には使ったことないけどどうなんだろうなあ。味噌マヨとかでも美味しいので合わないってことはないと思うけど。あとは麺つゆに足すとかですかね。
ちなみに和え物ならこちらのマリネ液もおすすめ。蒸し鶏に良く合うのでコンビでの出番が多いです。
レシピはまた何か作ったら随時追加しようと思います。