ピザを焼くようになって、我が家の魚焼きグリルに灯りが戻った。
あれから半年が経とうとしている。
新章突入、次はハンバーグだ!
いや、もともとグリルパンを買うきっかけになったはとんかつだったはずなんですけどね。とんかつ用の肉って「今日はとんかつ食うぞ」って日にしか買わないじゃないですか。なかなか機会がなくて。我が家に常備してる肉で出来るグリルメニューというと、
- 豚ひき肉→ハンバーグ
- 鶏もも肉→唐揚げ
この2択ぐらいなんですよ。あとは豚小間とベーコン、ウィンナーくらいなもんで。
で、ちょうど食べたいタイミングとチャレンジしようかなってタイミングが合ったハンバーグに決まりました。2回に分けて焼いたので試作第1弾と第2弾です。
材料・調味料(2人分/4個)
ハンバーグ用
- ひき肉(豚でも牛でも合挽でも) 300g 今日は豚100%
- 玉ねぎ 1/2個
- パン粉 大さじ2
- 牛乳(あるいは豆乳) パン粉が湿るくらい
- 卵 1個
- 塩 小さじ1/4くらい
- ナツメグ 少々
- 粗挽き黒コショウ 少々
トッピング・付け合わせ用
- トマト スライス4枚 厚み8mmくらい
- チーズ 適当
- じゃがいも 1個
- 中濃ソース 適当
作り方
- 玉ねぎはみじん切りにし、油で炒めて冷ましておく。飴色玉ねぎだと美味しい。面倒なら生でもOK。今回は予め作っておいた飴色玉ねぎで。じゃがいもは8~12等分くらいのくし切りにする。一番厚いところで8mmくらいになるようにした。
- ボウルにパン粉と牛乳を入れ、パン粉が湿ったら肉と塩、その他の材料と調味料を全て入れる。肉の分量を減らす場合は、卵は溶いたものを少しずつ加えてゆるくなり過ぎないよう調節する。
- タネをよくこねる。目安はひき肉の粒がなくなって、粘り気が出るくらい。少なくとも100回くらいはこねていい。ここでしっかりこねないと割れます。
- タネを4等分し、両手でキャッチボールする要領で叩きつけて中の空気を抜き、表面が滑らかになるように丸めておく。
- コンロにグリルパンをセット。油を引き、少し煙が出るくらいまで強火で温め、油をグリルパンに馴染ませる。
- 煙が出たら、丸めたタネを形を整えながら置いて表面を焼く。焼くと表面が縮んで厚みが出てしまうので、仕上がりより薄めにして、中央を少し窪ませておくとよい。今回はこれを忘れたので、若干割れて肉汁が出ちゃいます。基本は大事だね。
- 焼き目がついたら裏返して同様に焼く。今回は、グリルパンの側面も使ってハンバーグ側面も軽く焼いてみたけど、もしかしたらこれも割れた原因かも…
- 両面焼き目がついたら一旦火を止め、ハンバーグの周りにじゃがいもを並べる。
- 魚焼きグリルで強火で6分焼く。焼いてる間は極力グリルを開けないように。開けたら1分プラス。
- 6分経ったらグリルを開け、ハンバーグの上にトマトとチーズを乗せてさらに強火で2分焼いたら完成。
あー全力で何か流出してますね。白っぽいところをみると大半は灰汁で、ちょっと赤っぽいのは肉汁が混じっているからでしょう。
豚だし灰汁はまあいいとしても、肉汁はいかん。
実際、焼いてる間中ずっとグリルの窓から覗いてたんだけど、ハンバーグの表面から、まるで涙がこぼれるみたいに透明な肉汁がつつーっと流れる落ちるのを僕は見た。
僕にはその溢れる肉汁を止める術はなく、ただただ自分の口の中に溢れるよだれを飲み込むことしかできなかったのだ。
でも火の通りはいい感じです。結構色々流出してた割には別にパサパサにはなってない。写真はまな板で半分に切った後皿に乗せたので写ってないですが、切った時にも結構肉汁が出てきたのでまあいいか。試作だしな。
今日はソース作る余裕がなかったので、既製の中濃ソースでいただきます。
うん、悪くないぞ。
トマトがチーズのおかげでハンバーグと一体化してるので、切らずに丸ごと齧りました。よくこねたので結構しっかりしたハンバーグになった。じゃがいももホクホクで美味い。まあ及第点。
今後の課題
肉汁。肉汁なんとかしたい。噛んだらじゅわっ…みたいなのが食べたい。
んでちょっと調べてみたんですが、表面を焼き固めない方法があるらしいので、次回はそれを試してみるつもりです。
あと、じゃがいもゾーンとハンバーグゾーンは、分けようか。灰汁まみれのじゃがいもはちょっと悲しい気持ちになるね。
トマト&チーズ抜きのハンバーグ単体の焼きあがり具合や食感も確認したいので、次は素ハンバーグ→おろしポン酢かな。