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ミニチュア制作記録。たまに大きいものも。

加湿器は加湿だけすればいいのさ。VICKS V165 スチーム式加湿器

冬の乾燥対策に欠かせない加湿器。
我が家ではVICKSのスチーム加湿器V165をここ4年ほど使っています。

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風邪予防・静電気防止・乾燥肌のためにも冬は湿度最低40%以上は維持したいところなのですが、うちのアパートは換気性が良すぎるのか何なのか、油断するとすぐ湿度計がLOW表示(たぶん20%未満?)になってしまっていました。

で、とにかく加湿性能が高い加湿器がほしいなと思って見つけたのがコレでした。
余計な機能一切なし、湯気を出すためだけに作られたシンプルな加湿器。

使い方は簡単。タンクに水を入れ、塩を少々入れるだけ。
コンセントを差せば数分もたたないうちに蒸気が昇りはじめます。

塩は水に電気を流すために入れるもので、塩を入れる量に比例して蒸気の量が変わります。(塩はタンクの水を抜かない限り追加しなくてOKです。補充は水だけ)
塩を入れ過ぎると、コンセント部分についている過電流防止装置が働いて、電流がシャットアウトされる仕組みになっています。
空気中に塩分が出ることはないです。

私は、水を補充するときに青いユニット部分を外さなくてはいけないのが面倒だったので、ホールソーの刃とカッターで丸い穴をあけちゃいました。
ここから2Lペットボトルで補充しています。
ボールチェーンとゴム栓でふたも作ってみた。

今ふと思ったけど、使用中ここに指突っ込んだら感電するのかな?
…試すのはやめておこうか。
たぶん安全のために、ユニットを外さないと水を入れられない構造になっている…のだと思います。わからん。
真似する方はくれぐれも自己責任でお願いします。

容量は4L(V165の場合)。満タンにしておけば、就寝から起床までの約8時間、余裕で蒸気が出っぱなしです。塩の量にもよりますがもくもく出ます。気温が低いと窓が結露しますが、うちでは外出中に乾いてしまうのでカビなどに悩まされたことはありません。

とにかく、これのおかげで湿度50%も簡単に維持できるようになり、起きたらのどがイガイガで風邪をひいていた、なんてこともなくなりました。
加湿ってやっぱり大事です。

メンテナンスについてですが、数か月に一度、電極についた汚れ(たぶんカルキ?)を削ぎ落すだけ。
電極がだめになったらユニットごと交換できます。ということなのですが、ここ2年ほど放置してても特に問題は起きていません。機能も相変わらず。

使っているとタンク内に黒い電極のカスが溜まるのですが、外から見えないので、これも2年放置しっぱなしです。
さすがにそろそろ掃除しよう。

水を入れ替えると、最初に塩加減を調整しなくちゃいけないのが若干面倒なのです。最初だけなんですけどね。
今度掃除したら塩加減をメモっておこうと思います。

これから使用される方は、塩は少なめから始めて、様子を見ながらほんとにちょっとずつ足していくのがいいと思います。うっかり塩を入れ過ぎると、水を抜いて塩分を調整しなくちゃいけなくなります。タンクの形状が微妙で、程よく水を抜くというのが難しいため、結局水を全部捨ててやり直すことになると思います。
と経験者が言ってみる。

今アマゾンで見てみたら、V165の値段が4万円台になっていて思わず二度見。
私が買ったときは1万円しなかったはずなんだけど。
小さい方のモデルV105なら、並行輸入でまだお手頃価格のようです。
タンク容量は2.7Lと少なめですが、連続加湿時間9時間となっているので(V165は11時間らしい)就寝時の加湿にはこれでも十分かと。

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